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不登校と登校拒否の違いってなに?起こる原因と親が取るべき対策とは

不登校と登校拒否の違いってなに?起こる原因と親が取るべき対策とは

不登校と登校拒否って似ているように思えますが、それぞれどういうものかその違いをご存じですか?今回は、不登校と登校拒否の違い、また同じような状態の引きこもりとの違い、起こる原因や親はどのように対策すればいいかについて紹介します。

不登校と登校拒否の違いとは 

不登校と登校拒否には違いがあるのでしょうか。「学校恐怖症」「学校ぎらい」「登校拒否」などの呼び方から、「不登校」の呼び方に変わったのは1998年度です。現在では、同義語として使用されています。

それぞれの用語の意味を見ていきましょう。

不登校とは

文部科学省では「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、病気や経済的な理由で欠席した以外で年間に30日以上欠席した者」と定義されています。

つまり不登校とは、30日間以上連続で休んでいる状態のことをいうのです。

2020年(令和2年)の文部科学省の調べでは、不登校の小学生は63,350人、中学生は132,777人です。8年連続で増加傾向にあり、過去最多となっています。

令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要:P16

登校拒否とは

登校拒否とは、学校へ行くことを拒否することです。学校へ行きたくないと意思表示する子どものほかに、発熱や腹痛、下痢、嘔吐などの症状が出るため行けない場合もあります。

病院へ行っても原因が分からず、身体に異常も見つかりません。学校へ行く意思があっても、体調不良で学校へ行けないのです。

そのほかに、朝に起きられない「起立性調整障害」という自律神経失調症の可能性もあります。午前中、体調不良のため授業に集中できず、それをきっかけに学校へ行かなくなるケースもあるのです。

引きこもりとの違いは?

不登校や登校拒否の状態が続けば、だんだんと外部との接触が少なくなっていくでしょう。厚生労働省では、「6ヵ月以上」家族以外の人と接触せず自宅にいる状態を引きこもりと定義しています。

不登校や登校拒否との違いは、社会的な関わりがあるかどうかです。不登校は、学校へ行かないだけで、塾や習い事、友達との交流があれば、引きこもりとは違うことになります。

不登校や登校拒否になる原因とは?

不登校や登校拒否になる原因には、以下のことが挙げられます。

  • 学校での人間関係
  • 環境の変化
  • 不安やストレス
  • 病気や障害


原因は1つではなく、いくつか重なっている場合もあるのです。

子どもに対して親が取るべき対策

不登校や登校拒否の子どもに対して、親はどのような対策を立てればいいのでしょうか。

子どもの気持ちに寄り添う

不登校や登校拒否になる子どもは、不安やストレス、人間関係などで傷付いています。それなのに、「なぜ学校へ行かないのか」と言われると、子どもは自分のことを理解してもらえないと思い、さらに傷付いてしまうでしょう。

子どもの気持ちを理解し、子どもが落ち着ける環境を整えてあげることが大切です。

専門機関へ相談する

不登校や登校拒否は、家庭だけで解決するのは難しい問題です。学校をはじめ、さまざまな専門機関があるため、思い切って相談してみましょう。解決へのヒントやきっかけが早期に見つかるかもしれません。

カウンセリングを受ける

子どもは親に心配をかけたくないからと、理由をなかなか話さないこともあります。そんな場合は無理に聞きださず、カウンセリングを受けてみるのもいいでしょう。

カウンセリングは相性が大事なため、子どもの様子を見ながらカウンセラーを探してみましょう。

子どもの変化を見逃さないようにしよう

不登校や登校拒否は、ささいなきっかけで始まることもあります。大きく環境が変わるときにも起こりやすいため、子どもの様子をよく観察し、小さな変化でも見逃さないようにしましょう。

Hanakoママ

Hanakoママ編集部

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