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先輩ママたちに聞く! 小学校のトラブルはこうして解消!~その2【小学校ってどんなところ?・9】
2019.02.18 by 石井 栄子 石井 栄子

小学校入学準備・9 先輩ママたちに聞く! 小学校のトラブルはこうして解消!~その2【小学校ってどんなところ?・9】

前回は、学校で起こる子どもの様々なトラブルにどう対処したか、先輩ママたち10人にアンケートした結果を「いろいろ不安はあったけど、実際には思っていたほど問題はなかった」と乱暴にまとめたのですが、今回は自由記入を中心に詳しく見てみましょう。

smiling kids with colourfull hands

裸足でのびのび育った子が、学校で上履きと靴下を脱がずにいられる?

まず、ちょっと変わり種(?)の問題から。

Tさんのお子さんは、のびのび保育の保育園で育ち、いつも裸足で生活をしていました。
そんなTさんの一番の心配事は、「子どもが靴下をはいていられるか」ということ。不安は的中し、学校に行くとすぐに靴下を脱いで裸足になってしまったといいます。

「靴下を脱いでしまうクセを叱らせたり、笑われたりしたら、子どもは出だしからつまずいてしまう」と心配だったTさん、入学直後に、「こんな些細なことでと躊躇せず連絡帳に書いて、不安な気持ちを先生に知らせた」そうです。

先生は、Tさんの子がストレスをためないよう見守ってくれ、「1週間後には靴下にも上履きにも慣れ、笑い話になりました」と明るいオチに。ほっとしましたね!

意外に悩みの多い、牛乳問題

次に給食問題。学校の給食時間は意外に短く、だいたい20分程度。時間内に食べられるか、残さず食べられるかなど、不安に思っていたママは10人中4人。
時間内に食べられるよう、事前に練習したというママもいました。

もう一つ、給食がらみで気になるのが牛乳問題。苦手な子は案外いるのでは?
どうしても飲めない子は、どうしたらいいのでしょうか。
「先生に、牛乳が飲めないことを事前に話しておいた」のはM.Hさん。さらに、「少食であることも先生に伝え、子どもが自分でも『減らしてください』と言えるようにしておいた」そうです。

親がいつまでも子どものそばにいて助けてあげるわけにはいきません。子どもが自分で意思表示できるようにしておくことは、給食に限らずトラブル回避のポイントかもしれません。

Hさんのお子さんも牛乳が苦手。心配していましたが、「結局、本人が気合で飲むようになった」のだそうです。とはいえ、牛乳嫌いが治ったわけではなく、家ではやっぱり飲めないままだとか。子どもも子どもなりに、小学校というコミュニティに溶け込もうと努力するのだなあと感心させられますね。

友達できるかな?

友達ができるか問題も、多くのママが不安だと答えた問題。

しかし、実際に友達ができなかったと答えたのはKさん1人。Kさんは、「同じ園からの友達がいなかったため、友達ができるかは一番の心配でした。最初の頃は必要以上に『お友達できた?』と聞いていたかも」と振り返ります。

しかし、「同じ園出身の子同士で固まる傾向はあるけれど、すぐに気の合う友達はでき、輪も広がっていった。親が心配するほどではなかった」とのこと。

子どもって、大人よりずっと柔軟に新しい環境に慣れることができるんですね。新しい環境で友達ができるか心配なのは、子どもよりむしろ大人なのかもしれません。

子どもがいじめにあったらどうする!?

さて、これも多くのママが心配していた、いじめ問題。実際にお子さんがいじめにあったという人は10人中1名でした。

解決法としては、「個人面談時に担任に相談。具体的な解決方法とその結果報告を求めた」そうです。
「担任の先生に、『どうしたらいいでしょうか』と解決策を求めるよりも、『こう対応してください』と意思表示したほうが先生は動いてくれると思う。とてもスムーズに解決した」という経験者の声は、参考になりますね。

まさかわが子が!? いじめる側だった場合

もしわが子がいじめられていると知ったら、親としては身もだえするほど辛い。
ではわが子が、いじめる側だったとしたら? パニックになるほどの衝撃ではないでしょうか。

KIさんもまさにそのような経験をしました。
「卒業間際に、友達4~5人で一人の子をいじめていたことが発覚し、とてもショックでした」と言います。

お子さん自身は、「『ふざけていただけ』『そんなに辛い思いをさせていたとは気づかなかった』『いじめていたわけではない』の一点ばり」。KIさんは夫と2人でお子さんを厳しく叱り、反省文を書かせ、相手の家に謝りに行かせ、KIさん自身も相手のママに謝りに行ったそう。
「子どもが小学校に入って、個性がはっきりしてくると、まさか自分の子が!と驚くことがたくさん起こります。
子ども同士でトラブルになったときに、いい感じで決着がつけられるよう、子どもの友達のママと日ごろからつかず離れずのコミュニケーションを意識しておくといい」。これは私たちにとっても教訓になりますね。

心配し過ぎないこと! 早めに先生に相談し、早期解決すること!

さて、いろいろな心配とその対処法を見てきましたが、先輩ママたちからは
「問題が起こる前からくよくよ悩まないこと」(Nさん)
「予想外のことが起こりますが、そのときどきで考えて対処していくしかない」(Hさん)
「心配もあると思いますが、子どもはだんだん馴染んでしっかりできるようになるので大丈夫ですよ」(KDさん)
などのアドバイスをいただきました。

また、トラブルが起こったときには、
「こんなことを連絡したらモンペ(モンスターペアレンツ)と思われるかも…などと思わず、担任の先生に心配なことは伝えるのがおすすめ」(Tさん)。

「相談できる友人や先輩ママが数人でもいると心強い。また夫と、子どもの現状や情報を常に共有しておくことも大切。学校にも頻繁に顔を出して先生と顔見知りになり、話しやすくしておくことも大切」(Hさん)
「クラスに仲のいい子ができたら、子どもの様子など色々情報交換できるようお母さんと早めに連絡先を交換するといい」(M.Hさん)
などのように、トラブルが起こってから慌てるのではなく、日頃から、いざと言う時に助け合えるネットワークを作っておくことも大切な知恵ですね。

さて、まとめましょう。トラブル回避のポイントは、次の3つ!

1)心配しすぎない
2)小さな不安でも早めに担任に相談
2)日頃から相談しやすい関係を作っておく

でも、担任やママ友に相談しても解決できなかったり、そもそも担任の先生がダメダメだったという場合はどうしたら?そんなときに利用したいのが、学校相談員やスクールカウンセラーです。
次回は、これについてお話ししましょう。


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第一回 子どもが小学校に上がる前に知っておきたいこと
第二回 先取り学習は本当に必要? 小学校入学前にやっておきたいこと
第三回 入れるのは大変? 学童保育について教えて!
第四回 学童のいいところ、悪いところ。小学生ママのコメントをご紹介!
第五回 PTAは負担が大きい。それでも「なくなれ!」とは言いきれない理由

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石井 栄子

石井 栄子ライター

3児のママとライターを両立してン十年。『Hanakoママ』では3歳〜5歳向けの「3・4・5」を担当。ようやく子どもたちの手が離れ、趣味に飲み会にと羽を伸ばし中。今ハマっているのはオンライン英会話。もう英語で話しかけられても怖くない!のがささやかな自慢!Photo by Natsuko Toida

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