仕事と子育ての両立はできない?笑顔が増える育児のコツを紹介
近年、仕事と子育てを両立させている女性は増えていますが、うまくいかずストレスを抱えている方も多いのではないでしょうか。
子どもに接する時はなるべく笑顔でいたいもの。この記事では、仕事と子育ての両立にどんな不安を抱えているのか、そして、不安を乗り越え笑顔になるためのコツを紹介します。
仕事と子育ての両立で出産前から不安なこと
ベビカムとワコールでの共同調査によると、出産前から仕事と子育ての両立に不安を感じている女性は約9割も!子どもがいてもバリバリ働きたい方や、家計のために働かなければならない方がいます。
妊娠中は、産まれてくる我が子に会うのが楽しみで、子育てへの意欲で満ち溢れているのかと思いきや、不安を感じている方が多い印象です。では、どんなことに不安を感じているのでしょう。
・パパは協力してくれるだろうか
・長時間労働で子どもと接する時間が短すぎないか
・スムーズに仕事復帰ができるか
・子どもが体調不良の時はどうしよう
さまざまなことに不安を感じていることがわかります。
仕事と子育ての両立は小学生になったら無理?
「子どもが小学生になれば子育てが楽になるから、仕事もしやすくなるのではないか」そう考えているママが多いことでしょう。
しかし実際には、子どもが小学生になると「小1の壁」にぶつかり悩む方が多いのです。小1の壁とは、子どもが小学生に上がり共働き夫婦が直面する社会的問題のことで、次のような不安や悩みを抱えます。
・学校行事や役員の仕事、子どもの病気を職場は理解してくれるだろうか
・帰宅後は家事に追われるため、宿題をみてあげる時間はあるだろうか
・学童に入れるだろうか、学童は保育園よりも預かり時間が短く送迎が難しい
小学生になると、環境の変化で子ども自身もとまどい、「学校に行きたくない」と言い出す子もいるため、親の悩みは尽きないかもしれません。
悩みはありますが考え方を少し変えるだけで両立は可能になります。次に解説する「あなたにもできるコツ」をぜひ参考にしてみてください。
両立できる?できない?あなたにもできるコツ
子育ては、家事に加えて病気などの急なハプニングがあるため、仕事との両立が難しく感じられますよね。そこで、両立が少しでも楽になるようなコツを紹介します。
パパも両立に協力したいと考えている
パパが非協力的だと嘆いている声をよく耳にしますが、ママが抱え込んで頑張りすぎていませんか?一方でパパは、協力したくても何をしたらいいのかわからずにいるだけかもしれません。
全てママが動いてしまうと、パパは家の中での居場所を失ってしまいます。まずは簡単なことから仕事を与えてあげてください。そして、できたことを褒めて次の仕事を与えるのです。子供と関わることで、パパも成長してくれることでしょう。
「完璧」でなくてもいい
仕事と子育てを両立して完璧にこなすには、1日24時間では足りないと思いませんか?24時間しかないのだから、完璧でなくてもいいのです。
たとえば、ご飯は毎回手作りでなくても、お惣菜を買う日があっても文句を言う人はいません。歯を磨きながら机を拭いたり、子供の着替えを手伝ったりしても問題ありません。
完璧にできることは素晴らしいですが、疲れてしまいます。頼れるものは頼っていきましょう。
時短制度やパートを検討する
正社員の場合は時短勤務制度があり、子どもが3歳に満たない場合は、労働時間を短縮することができるのです。また、会社によっては法律以上の規則を独自で決めていることもあるので、自分の会社の規則を確認してみましょう。
正社員でも時間の融通が難しいのであれば、パートを検討してみましょう。なぜパートがあるのか、正社員と同じような時間で働けないからパートがあるのです。
他にも子どもの急な病気の時は、看護休暇といって、就学前の子ども1人につき年間5日まで休暇を取得できる制度があります。看護休暇はパートも取得可能なので、子どもが病気の時は看護休暇を検討してみましょう。
気持ちを切り替えて子育てを楽しもう!
仕事と子育てを両立するには、「完璧にやりたい」という気持ちを切り替えることが大切なのではないでしょうか。
考え方を少し変えるだけで心が軽くなり、時間に余裕がでてきます。すると笑顔が増え、子どもと良い関係が築いていけますよ。