年の差夫婦ってどうなの?メリット・デメリットをそれぞれチェック
近年、注目を集める年の差婚。 ただ、年の差があることで結婚生活に支障をきたさないか不安を感じている女性も多いはずです。
そこで今回は、年の差夫婦のメリット・デメリットをそれぞれ解説します。
年の差婚の割合
明確な決まりはありませんが、一般的には10歳以上の年齢差がある夫婦を年の差夫婦といいます。 年の差夫婦の割合は、厚生労働省の人口動態調査によると、男性が年上の場合は7歳以上で全体の約11%、女性が年上の場合は4歳以上が全体の約6%ということが判明。
この結果から、年の差夫婦と定義される10歳差以上の年齢差になるともっと低い数値になることがわかります。
年の差夫婦のメリット
年の差夫婦は日本全体で見ると決して多いわけではありません。では、年の差夫婦のメリットはどんなところにあるのでしょうか。
メリット1.喧嘩にならない
結婚してから一緒に生活するようになると、少なからずお互いに不満が出てくるものです。夫婦の中にはなかなか折り合いをつけられず、頻繁に喧嘩が勃発してしまう場合も。 でも、年の差夫婦の場合は10歳以上年の差が離れているということもあり、ひどい喧嘩にまで発展することは多くはないようです。
たとえ暴言を吐いたり感情的になったりしても、包容力で受け止めてくれます。夫婦喧嘩による精神的なストレスがないので、穏やかな夫婦生活が送れるようです。
メリット2.経済力がある
10歳以上年齢が離れていると社会人経験も長いので、経済的に安定している人が多いです。 同世代の結婚に比べてお金の不安も少ないので、新婚生活や子どもにかかる費用について言い争いになることも少ないのでしょう。
多くの夫婦はお金が原因で喧嘩になることも多いので、結婚生活を続ける上でお金の心配をせずに過ごせる環境は、年の差婚において大きなメリットだといえるでしょう。
メリット3.新しい発見が多い
10歳以上も年齢が離れている年の差夫婦は、お互いの世代のことをあまり知らないため、夫婦の会話が絶えないことがメリットとして挙げられます。世代の異なる夫婦の会話には新しい発見が数多くあるでしょう。
コミュニケーション不足は夫婦仲が悪くなる原因にもなりますが、年の差夫婦であれば、同世代での会話にはない新しい発見があるので、楽しく会話を続けられます。 異なる世代ということもあり話が通じない場面もありますが、それをお互いに楽しむことができたら離婚とは無縁の夫婦になれるようです。
年の差夫婦のデメリット
年の差夫婦になることで数多くのメリットがありますが、デメリットがあることも事実です。 年の差夫婦でよく挙げられるデメリットとしては、将来への不安。10歳以上も年齢が離れていると老後のことが心配になる人も多いようです。
子どもがいる場合は、子育てがひと段落すると同時に10歳以上離れた夫や妻の介護が始まる可能性も。 人は平等に歳を重ねていくので、将来が不安なら早くから夫婦で老後のことを話し合っておくことが大切だといえます。
年の差夫婦を楽しもう!
10歳以上の年齢差になると結婚を躊躇してしまう人も少なくありません。 ただ、包容力や経済面での安定など、同世代の結婚では得られないメリットが多いことも事実です。
大きな年齢差がある分、老後のことをしっかり話し合う必要はありますが、良い面に目を向けて年の差夫婦を楽しみましょう!