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災害時に備えはできている?ママが揃えておきたい災害時用グッズとは
2020.09.13 by やない あつこ やない あつこ

災害時に備えはできている?ママが揃えておきたい災害時用グッズとは

災害時に備えた備品、皆さんはお家にどれくらいストックしていますか?ここ最近は大型台風の影響や新型コロナウィルスの影響もあり、これまでよりも防災意識というものは高まりつつあると思います。

私自身、コロナウィルスの危機が高まった時に店頭からトイレットペーパーやオムツなどの紙製品が消えて、決して品薄ではないものも、一度に集中すると本当に店頭から消えてしまうんだ…ということを目の当たりにしました。

それ以来、「家の備品は少し多めに」を意識するように。特に乳幼児向けのものは、替わりがきかないので絶対になくてはならないですよね。特にまだ小さな赤ちゃんがいる家庭では、万が一何かあった時どんなものをそろえておくと安心なのでしょうか?

今回は、株式会社 明治が2020年7月に行った乳幼児ママ・プレママの備蓄・防災に関するアンケート調査2020 をもとに、ママの意識の変化や備えておきたい備品について考えていきたいと思います。

新型コロナウイルス感染拡大による意識の変化

出典:株式会社明治 乳幼児ママ・プレママの備蓄・防災に関するアンケート調査2020

新型コロナウイルス感染拡大により、備蓄する意識が「高まった」「やや高まった」と64.8%が回答。具体的にとった行動としては、

・マスクや消毒液など感染対策品を、備蓄品に追加した(66.8%)

・できるだけ外出しないで済むように、以前より多めに買うようになった(65.1%)

・長期保存できるタイプや賞味期限が長いものを多く買うようになった(44.9%)

などが挙げられました。新型コロナウイルス感染症が全国的に流行し、多くの人が災害を自分ごととして捉えた結果かもしれません。

一般的には、災害時の備蓄には最低でも「3日分×家族の人数」が必要と言われています。これは、3日間(72時間)が人命救助のリミットであり、救援体制が人命救助優先となるため、その期間を自力で乗り切るために必要な備蓄量として勧められているからです。

お家に備蓄をそろえようと思ったら、3日間は最低限必要、と考えてくださいね。

では実際にどのような日用品を備蓄すべき?

こちらが日用品の備蓄実態調査結果です。

出典:株式会社明治 乳幼児ママ・プレママの備蓄・防災に関するアンケート調査2020

2019年度に行った調査結果と比較すると、2020年度調査では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大初期に買い占めが目立ったティッシュペーパー・除菌ウェットティッシュ、トイレットペーパーを備蓄している割合がアップしました。

更に、乳幼児用品の備蓄実態についても見ていきます。

末子0〜2歳未満の子どもを持つママに、「保管・備蓄している乳幼児用品」および「現在は備蓄していないが、今後備蓄したい乳幼児用品」を調査。

出典:株式会社明治 乳幼児ママ・プレママの備蓄・防災に関するアンケート調査2020

おしりふき、紙おむつなどは、約半数の家庭で災害を意識した備蓄ができていましたが、赤ちゃんの栄養源である液体ミルクや粉ミルク、離乳食について見てみると、低い値となりました。

おしりふきや紙おむつは、常時多めにストックを置いている家庭は多いと思うのですが、今後の災害リスク、外に出られない、買い物に出かけられないといった状況があり得ることを考えると、赤ちゃんの栄養源であるミルクや離乳食もある程度はストックしておいた方が良いかもしれません。

特に授乳中のママは液体ミルクを検討してみよう

赤ちゃんがいるママにとってミルクのストックは欠かせないもの。母乳育児をしているママでも、何かあった時のために粉ミルクを少しストックしていることはあると思います。とはいえ災害時、もし断水や停電になってしまったら? 粉ミルクを溶かすお湯が作れない、哺乳瓶を洗う水が使えない…と困ることだらけ。水が入手できない、という可能性があることを考えると粉ミルクだけでは不安ですよね。ふだん母乳だけで過ごしているママも、もしかしたら災害時のストレスが母乳の出に影響したり、自分が授乳できない状況になってしまうなんてこともあるかもしれません。そんな時におすすめなのが「液体ミルク」です。

液体ミルクとは液体の母乳代替乳のことで、北欧をはじめとするヨーロッパ各国、ロシア、北米、アジア諸国では従来粉ミルクと同様に販売されてきました。日本では2019年春に国内初の製品が登場しています。

液体ミルクの良いところは

・粉を溶かすなどの調乳作業が不要ですぐ授乳できる

・調乳のための湯や水がいらない

・常温で授乳可能

・粉ミルクと同じ栄養成分が含まれている

・常温で長期保存が可能(メーカーにより異なる)

調乳する必要がなく、哺乳瓶にあけてすぐ赤ちゃんに飲ませてあげられるというのは本当に楽ですよね。災害時、清潔な哺乳瓶が手に入らない時には、使い捨ての紙コップを活用した「カップフィーディング」で赤ちゃんに液体ミルクを飲ませてあげることが可能です。更には、最近では哺乳瓶用乳首をそのまま取り付けられるようなアタッチメントなども開発されています。これを使えば哺乳瓶自体を使うことなくミルクを与えることができます。

ただ液体ミルクに関して気をつけなくてはいけないことがあります。それは、開封したら必ずすぐに使いきり、飲み残しを赤ちゃんには与えないこと。雑菌が繁殖する可能性があるので、もし万が一残ったら料理に使うなどして使いきるようにしてください。

液体ミルクは、いくつかのメーカーから販売されていますが、それぞれ量や形状が異なります。

スチール缶や紙パックになっており、それぞれ量も違うのでご家庭やお子さんに合ったものを。特に缶タイプは賞味期限が長く、現在販売されているものの中で一番長いのが明治の「明治ほほえみ らくらくミルク」。10月より改定が行われ、従来の12ヶ月から14ヶ月に期限がのびます。次いで長いのが「ビーンスターク 液体ミルクすこやかM1」で、12ヶ月となっています。液体ミルクは日常的なストックにも災害時の備品ストックにもなり得るので、どんなシーンで使いたいか?によって選んでみて下さいね。

今一度、お家にある災害時の備品をチェックしてみましょう。大人向けのもの、赤ちゃん向けのもの両方を確認しておくと安心ですね。最近は便利なものもたくさんあるので、日常使いと災害時用、いずれも意識しながら「少し多め」に貯蓄をしておくことをおすすめします。

参考:株式会社明治 乳幼児ママ・プレママの備蓄・防災に関するアンケート調査2020

やない あつこ

やない あつこ食育スペシャリスト、離乳食アドバイザー、幼児食インストラクター。

毎日手作りのおかずが何品も出てくる家庭で育ち、健康的なご飯に目がない料理好き。シンガポールでの娘の出産・子育てをきっかけに、現在は東京都内で離乳食・幼児食作りや子どもの食育の教室・活動に励んでいる。娘のごはんや子ども向け料理レシピをInstagramで更新中!instagram.com/sally_eat

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