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ママだけど仕事もしたい!フリーで働くという選択肢
2020.09.17 by やない あつこ やない あつこ

ママだけど仕事もしたい!フリーで働くという選択肢

ママは子育てに仕事に家事に大忙し…女性はその場面においていろんな役割がありますよね。母親になると自分の役割もまた変わってくるものだとは思いますが、でも自分らしく生きたい、と思う気持ちも自然なもの。

今回は、ママ業は大事だけれど仕事もしたい、と両方を感じているママにとって、1つの選択肢である「フリーランスで働く」とはどういうことかについて考えてみたいと思います。

今は昔と違って働き方はさまざま、家庭のあり方もさまざま。仕事自体も、コロナウィルスの影響もあり在宅やオンライン、リモートワークなどがかなり増えてきました。こんな時だからこそ新しい働き方、家事や育児に追われるママでも多くのチャンスにあふれていると思います。

現に私を例に取り上げたいのですが、今現在私は食育スペシャリスト、離乳食アドバイザー、幼児食インストラクターの肩書きを持ちながら、離乳食や幼児食に関する活動や講座を行っています。その傍らこうしてライターとしても活動をさせて頂いています。

もうすぐ3歳になる娘はまだ未就学児で、幼稚園志望のため今は基本的にはずっと一緒。子どもを見ながらなので自分が仕事として活動する範囲は限られますが、なんとか自分の時間を見つけては活動をしています。

私は、当時旦那さんの帯同で海外赴任をしておりシンガポールで娘を出産しました。現地で出産直前まで仕事をしていた会社に育休という形でお休みをもらいましたが、娘が1歳をすぎたタイミングでどうしようかな…と思ったところ、急きょ旦那さんの日本への本帰国が決定。そのまま日本に帰国し、日本で再就職をするかどうか迷いました。子どもが小さいうちは子育てに専念したいという願望が勝ち、2歳くらいまで娘にかかりきりの生活となりました。

ただ、やはり24時間子どもと一緒に過ごし、大人と会話もままならずの状況が続くと、どうしても無理が出てくるんですよね。何となくイライラしてしまって、その気持ちをどこにぶつけていいか分からず、娘に当たってしまってすごく反省する。そんな日を繰り返す時もありました。特にイヤイヤ期が始まった2歳前後は自分も気持ちが不安定に。しょっちゅう「1人になりたい」と呟いていました。

3歳に近づくにつれ少しずつイヤイヤが落ち着いてきたのもあり、最近はだいぶ自分でも気持ちが落ち着いたと思うのですが、きっとその理由の1つとしてあるのが、できる範囲でフリーという形で活動を始めたこと。

本当に少しずつですが、娘が2歳になるくらいの頃から自分の好きなことを突きつめて活動を開始しました。もともと料理や栄養に関して関心があり、娘の出産後は離乳食や幼児食への興味が強くなり資格取得や本や講座など、さまざまな面で勉強をしていました。その知識や思いをもっと周りの人に伝えたいな、と思ったのがきっかけで、最初はゼロからのスタート。自分が住む区の地域イベント担当の方に連絡を取って何かイベントをやらせてください! とアピールしたり、まずは知り合いや友人に頼んで自分の講座をやらせてもらい感想を聞いたり。そんな中で少しずつ人脈が広がり、活動の幅が広がり、今はオンラインが中心ではありますが講座やイベントを運営しています。

時間のやりくりは、娘が寝ている時間娘を預けている時間の2つ。PC作業などは朝・昼・夜のどこかで娘が寝ている時がチャンス。といっても夜は頭が働かず寝かしつけしながら一緒に寝落ち…なんてことも多いので一番効率良く仕事ができるのは朝です。

また、今は週に1~2回、1日3時間程度ですが近くの母子分離の教室に通ってもらっているのでその時間は自分の時間。同い年のお友達と一緒に遊ぶことができるし、娘にとっても私にとってもちょうど良いバランスです。時間は限られているけれど、限られた中だと逆にものすごい集中力で取り組めるので逆に効率が良いかも、と思う今日この頃。

最近思うのは、私のように基本はママ業に専念しているけれど、何かやりたい、という気持ちを持っていてそれを具現化しようとしている、または現にしているママ層の人たちがかなり多いのではないかということ。オンラインが当たり前になってきているこのご時世、ママ同士でオンラインで話したり繋がったりする場ってすごく多いと感じます。

特に「自分が好きなこと」や「得意なこと」だったらやりがいもあるし続けられる。それにそれがもし子育てにもつながることだと更にやりやすい、ということもあるかもしれません。現に私は、自分がしている活動が娘の食事作りに生かされたり、レシピの研究をしながら娘に食べてもらう、といった活動が子育てにもつながっているところが続けていきやすい理由の1つだったりもします。

もちろんこういったフリーランスの活動は、金銭面でのデメリットもあります。収入が安定しているわけではないし、うまくいかないこともある。もちろん旦那さんの理解があった上での活動であることは間違いないので、そこをどのように位置づけるかは家庭次第で、あくまで選択肢の1つとしての話です。

ただ、もし今ママ業に専念していて「何かしたいけれど…」と感じている方がいらっしゃったら、何か1つでいいので自分の好きなことを見つけること。そしてそれを行動に移してみてはいかがでしょうか。仕事という形にとらわれずボランティアや地域活動、どんなもので良いと思います。何か始めてみたら、母親である自分が社会という組織の中で生きているという充実感を必ず感じることができると思います。それが育児にもつながり、子どもにも伝わり、良い循環が生まれる気がします。

今のこの世の中は、従来のやり方に囚われない生き方が広がっているので、ママにとっても新しいチャンスは沢山あるはず。長い目で見て、どんな生き方をしたいか? 母親として、家族の一員として、女性としてどのようになっていきたいかを考えてみるのも良いかなと思います。小さなことで良いので「とにかく続けてみる」と何か見えてくるかもしれません。こんな時代だからこそ、時代の流れをポジティブに捉えて活動をしていけたら良いなと思います。

やない あつこ

やない あつこ食育スペシャリスト、離乳食アドバイザー、幼児食インストラクター。

毎日手作りのおかずが何品も出てくる家庭で育ち、健康的なご飯に目がない料理好き。シンガポールでの娘の出産・子育てをきっかけに、現在は東京都内で離乳食・幼児食作りや子どもの食育の教室・活動に励んでいる。娘のごはんや子ども向け料理レシピをInstagramで更新中!instagram.com/sally_eat

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