子育てママのお悩み解決メディア
母子家庭の経済的負担を減らす【医療費助成制度】とは?

母子家庭の経済的負担を減らす【医療費助成制度】とは?

母子家庭になったら、医療費助成制度を活用しましょう。今回は、母子家庭である私も活用する医療費助成制度をご紹介します。

母子家庭のための「ひとり親家族等医療費助成制度」とは?

ひとり親医療費助成金制度とは、母子家庭などのひとり親家庭等に対し、医療費の一部が助成される制度。経済的負担を軽減することにより、ひとり親家庭等の保健の向上に寄与する目的です。基本的には、どの自治体でも同様の条件ですが、受給条件や受給額等詳細については、各自治体のホームページで確認が必要です。

今回は、母子家庭のシングルマザーである私が居住する港区を例にご紹介します。

母子家庭のひとり親家族等医療費助成制度の対象は?

母子家庭でひとり親医療費助成金制度を受けるには、以下の要件に該当していることが必要です。

要件を確認

  1. 父母が離婚
  2. 父又は母が死亡
  3. 父又は母が生死不明
  4. 父又は母が一年以上遺棄
  5. 父又は母が法令により一年以上拘禁
  6. 婚姻によらない出生
  7. 父又は母が重度の障害
  8. 父又は母が保護命令を受けた

健康保険への加入が条件

対象者は、健康保険に加入しているひとり親家庭等の父、母または養育者とその児童です。

期間は児童が18歳まで

ひとり親医療費助成金制度を受けられるのは、児童が18歳に到達後最初の3月31日まで。ただし、児童に中度以上の障害がある場合は20歳未満まで助成を受けられます。

所得制限がある

受給者および扶養義務者には、所得制限があります。扶養親族の人数によって、所得限度額が変わるので確認しましょう。

<請求者本人の場合>

扶養親族数(0人)1,920,000円

扶養親族数(1人)2,300,000円

扶養親族数(2人)2,680,000円

扶養親族数(3人)3,060,000円

扶養親族数(4人)3,440,000円

※1人増す毎の加算額 380,000円

配偶者・扶養義務者孤児等の養育者の場合>

扶養親族数(0人)2,360,000円

扶養親族数(1人)2,740,000円

扶養親族数(2人)3,120,000円

扶養親族数(3人)3,500,000円

扶養親族数(4人)3,880,000円

※1人増す毎の加算額 380,000円

母子家庭の医療費助成制度は全額無料?

母子家庭により、医療費の負担割合が変わります。住民税非課税世帯は自己負担はありません。つまり医療費は0円です。

住民税課税世帯でも、医療費の負担割合は1割。健康保険証を使って病院にかかったときに支払う医療費のうち、保険適用に係る自己負担分が助成されます。

どうやって母子家庭の医療費助成を受けるの?

対象者には「ひとり親家庭等医療証」が交付されます。この医療証を都内医療機関や調剤薬局などの窓口に健康保険証と一緒に提示することにより、支払う医療費が軽減されます。

母子家庭はママは、まず自分を大切に

私は正式に離婚が成立するまでの別居期間中は、母子家庭の医療費助成は受けられず、3割負担でした。離婚時は相当なエネルギーを要し、子供たちも幼く生活も安定しなかったため、1月に最低2回以上は風邪や熱などで医療機関へ。さらにストレスからか皮膚疾患も多く、医療費が生活費を圧迫していました。内科でも診察、薬剤処方となると1度で5,000円くらい(私の身体が弱いためですが…)。しかも、1度で治らないために、病院へ行くのを我慢してさらに悪化させることもしばしばでした。

しかし、離婚成立後はひとり親医療費助成を活用できるようになり、風邪かもと思った時点で早めの受診をし、悪化させずに体調を回復させられるようになりました。病院へ行き「大丈夫ですよ、心配いりません」と言われることは、母子家庭のシングルマザーとしては大きな安心感です。そうすると、仕事や子育ても以前よりは落ち着いて、うまくいくようになりました。

母子家庭の方は、なかなか余裕がないと思います。でも、まずはお母さんであるあなたの健康が第一です。ぜひ、ご自身の心と体も大切にしながら、子供を育てていきましょう。

いろは

いろはライター・エディター

ASD、ADHD、LDの9歳男児、6歳女児と3人で暮らす。早稲田大学在学中に週刊誌の編集アシスタントを経験したことをきっかけに、今に至る。

いろはさんの記事一覧 →