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夫婦で異なる育児観…子育ての考え方の違いはどうすればいい?
2020.10.08 by いろは いろは

夫婦で異なる育児観…子育ての考え方の違いはどうすればいい?

まったく違う環境で育ってきた人と人が縁あって結ばれた夫婦。どんなに好きで、愛し合って結婚してきたとしても、背景が違うため子供に対する考え方、育児観は違って当然です。

ただ、その育児観の違いが原因で夫婦が口論になったり、不仲になってしまうのは避けたいですよね。そこで今回は、夫婦で異なる育児観への解決策をご紹介します。

夫婦の育児観の違いでぶつかる理由

育ってきた環境が違うため、育児観が異なるのは当然のこと。そして、育児観が異なると感じられるのは、しっかり育児に向き合っているという証。ぶつかるのであれば、お互い「どちらが正しいか」に焦点が置かれている可能性もあります。

では、育児観の違いはどう解決すればいいのでしょうか?

夫婦で異なる育児観への対処法

夫婦の育児観をシェアする

夫婦でお互いに育児に対する希望がある場合は、一度すべて出し合って共有しましょう。育児観のどこが異なり、どこが同じかすり合わせるのです。

違いばかりに目が向くと、相手の嫌なところが気になります。一方、同じところが見つかると、相手を肯定的に見て、冷静に話しやすくなります。

夫婦の育児観の違いを知る

育児観がまったく同じ、というのは同じ境遇で育った兄弟でも滅多にないはずです。まずは、相手がどう考えているのかを知りましょう。

育児観の共通項に注目する

もし、大きな向かう先が一緒であると夫婦間で共有できれば、育児観の小さな違いへこだわらなくなるでしょう。

育児観の違いで譲れるところ、譲れないところを整理する

それでも、これだけは譲れない、これは相手が子供のことを真剣に考えてくれた意見だと思って受け入れられそう、など育児観の違いでもレベルが異なるはずです。譲歩できそうな育児観については受け入れてみる、と伝えれば、相手も譲歩してくれる範囲が大きくなるはずです。

どうしても折り合いがつかない場合は、保留する

育児は長い期間続くものです。どんなに育児観が合ったとしても、子供が夫婦の思う通りに成長しない場合もあります。だから、どうしても夫婦間で相手の育児観を受け入れられない場合は、一度「自分はこう考えている。」ということだけを伝え、保留にしましょう。子供の成長を見ながら、相手が言っていた方が合っているなと思えることもあります。そして、相手がそう思うこともあります。

育児観は、子供への愛

育児観を持つのは、子供により豊かで、より良い人生を歩んで欲しいから、ですよね。だから、夫婦での育児観は意見が食い違ったとしても、子供が幸せになるためにその人が考え得るベストプラン。そんな相手の子供への愛情を、忘れずにいたいですね。

育児観の違いで不満があるなら、書いてみる

育児観の違いによるストレスが溜まりそうな時は、ため込まずに吐き出しましょう。しかし、吐き出すのは相手ではなくノートに、です。書くことで自分の気持ちを整理し、冷静に見つめ直し、別視点から考えてみましょう。例えば、

私は、夫にはもっと子供に勉強を教えたり、一緒に運動をしてほしいと思っている。だけど、夫は自分が頼んでも子供に勉強を教えようとせず、外にも出ず、一緒にテレビを見てダラダラしている。

この場合は、子供がリラックスできる状態を作ってくれている、普段仕事で多くの時間を過ごせない子供とのかけがえのないひとときを過ごしている、など発想を転換してみましょう。自分の中の不満がポジティブに変換できると、あなたが育児観の違いに悩むことがなくなります。

夫婦の家庭内役割観について

面白いデータがあります。これを知っておくことで、育児観がそもそも男女、年代で異なることを理解できると思うのでご紹介します。

妻視点で、子供に対する夫の役割は

「子供にいろいろと教える人、子供の学習環境(教育機会)を整える人、子供を受け入れる人、家計収入の担い手」

と考えていますが、夫視点での妻の役割は

「子供の世話をする人、子供にいろいろと教える人、子供の学習環境(教育機会)を整える人、子供を受け入れる人、家事の担い手、家計収入の担い手、家計管理の担い手、性的なパートナー」

と、子供と家庭のことを包括的に捉えています。そもそも育児観だけでなく、パートナーに対する役割への認識が異なることもあると知った上で、育児観の違いについて考えてみるのはいかがでしょうか。

夫婦の育児観の違いは、自分が育つチャンス!

これが絶対に正しいという育児はありません。その子を見ながら、どの育児がその子のためになるか、そう模索し続ける作業が育児です。育児観は、あくまで個人の考え方。考え方を出し合って、時にぶつかることは、他人と他人が家族としての絆を深めていくプロセス。そして、自分が親になれるチャンスなのです。そう思えれば、育児観の違いも、その衝突があったとしても、ポジティブに受け止められるようになるはずです。

※参考
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjdp/24/3/24_238/_pdf

いろは

いろはライター

港区麻布にこじんまりとひっそり暮らすシングルマザー。長男小3は自閉症スペクトラム症、ADHD、LD。5歳長女は自閉症スペクトラム様症状が増大中。これまで不登校だった長男に変わり、不登園を貫く長女と毎日濃密な時間を過ごす。子どもたちのおかげでたくさんの人から優しさを享受中

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