免疫力アップにつながる食事や生活習慣を積極的に取り入れよう!
免疫力を上げるためには、普段からバランスの良い食事や健康的な生活習慣が欠かせません。免疫力は、体内に入ったウイルスや病原体から体を守ってくれるシステムで、美容にも少なからず影響を及ぼします。
それでは、バランスのよい食事とはどのようなものでしょうか。本記事では、免疫力を高めるための食事に焦点をあてて説明します。コロナ対策としても、この記事を参考にしてくださいね。
免疫力とは
免疫力とは、体内で発生したガンなどの病原体や、侵入してきた細菌やウイルスから体を守る自己防衛システムです。免疫力を高めるには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
コロナ対策として免疫力を上げることが大切
免疫力を高めるには、腸内環境を整えることが大切。なぜなら免疫細胞の6割は腸内にいるといわれており、腸内の免疫細胞を活性化することにより免疫力が上がるからです。また、免疫力を上げるためには、適度な運動や規則正しい生活習慣も重要といわれています。
新型コロナもウイルスの一種なので、免疫力を高めることがコロナ対策として効果的でしょう。
免疫力を高める食事とは
免疫力を高めるには、腸内の善玉菌を増やし活性化することが大切です。善玉菌を増やすためには、善玉菌のえさとなる食材を摂取することが近道。ここでは、免疫力を高める食事について説明しましょう。
免疫力を高めるための3つの食材
善玉菌を増やす働きを持つ食材は、次の3つです。
- 発酵食品
- オリゴ糖
- 食物繊維
代表的な発酵食品は、納豆や味噌、醤油、たくあん、ヨーグルト、チーズ、キムチ、ビール、ワインなどです。普段の食事に取り入れやすいものが多いので、毎日摂取するように心がけたいところ。
オリゴ糖は、善玉菌のひとつであるビフィズス菌のえさとなるものです。玉ねぎやごぼう、バナナなどに多く含まれています。
食物繊維は、豆類やきのこ類、野菜、果物などに多く含まれているので、バランスの良い食事が上手に摂取するコツといえるでしょう。
レシピにプラスαで摂り入れたい食材
善玉菌を増やすためにプラスαで摂りたい食材は、タンパク質とビタミン類です。免疫細胞である白血球の主成分であり、さらに筋肉を増やすためにもタンパク質は欠かせません。
ビタミンA・C・Eなどは、抗酸化作用に優れ、粘膜を丈夫にしたり白血球の数を増やしたりして免疫力を高める効果があります。
厚生労働省の公表している数値を目安にする
免疫力を高める食材がわかっても、どれくらいの量が必要なのか見当がつかない人も多いのではないでしょうか。
厚生労働省は、どのような栄養素をどれくらい摂取すれば良いのか、推奨する1日の目安量を公表しています。もしわからないときは、このような政府機関が公表している数値を目安にしてみてください。
免疫力を高めるための生活習慣とは
免疫力を高めるためには、食事も大切ですが、同様に生活習慣にも気をつけなければなりません。
たっぷりの睡眠と適度な運動を心がける
免疫力を高めるには、体全体の代謝を上げることが大切です。そのためには、適度な運動は欠かせないでしょう。血液の巡りが良くなり、筋肉がつくことで体力維持も期待できます。
また、ストレスは免疫力を下げるひとつの要因です。たっぷりの睡眠を取り、ストレスのない生活を心がけましょう。
本や雑誌を参考に食事のメニューを考えよう
免疫力を高める食事とは、味噌や醤油を使った日本の伝統的な食事です。とはいえ、忙しくてなかなか料理ができないという人は、チーズやヨーグルトでも手軽に善玉菌を摂取できます。
免疫力を高めるメニューが思いつかないときは、本や雑誌なども参考にしてみてくださいね。新しいメニューを楽しみながら、免疫力アップを目指しましょう。