弁護士に依頼して裁判に勝ちたい!タダでは離婚したくない妻の本音
様々な理由で離婚が決定的になり裁判まで考えた場合、絶対に勝ちたいと思うのは当然と言えるかも知れません。
もし離婚の原因が配偶者の浮気によるものだとすれば、取れるものはすべて取り上げるという覚悟で離婚裁判に挑む方もいるほど……。そんなとき心強いのは弁護士の存在です。
今回は弁護士を通して離婚するメリットとデメリットについて紹介しましょう。
できれば円満に離婚したい!
離婚をするにあたって「なるべくなら円満に終わらせたい」と思う方も多いのではないでしょうか。それでは離婚に関して、弁護士に依頼する場合の具体的な内容を紹介します。
弁護士に依頼しても離婚できない場合もある?
多くの人は、弁護士に依頼すればスムーズに離婚が成立すると考えるものです。しかし、双方共に夫婦として過ごした時間があればこそ、感情的にこじれて長い時間が掛かる場合もあります。
なかには当人同士で話し合いをしたかったのに、突然割って入ってきた弁護士に腹を立てて交渉を打ち切る、あるいは連絡が取れなくなるというパターンもあるようです。
弁護士を呼ばれた、という事実が感情的なしこりを生み出す恐れもあります。そのため弁護士に依頼する際は慎重になる必要があるでしょう。
弁護士に依頼した場合の費用相場
離婚のため弁護士に依頼しようと考えた時、費用の相場が気になりますよね。
協議離婚の場合は、成功報酬として依頼主に支払われる10%から20%の金額を弁護士に支払うケースが多く、およそ30万円前後です。そして調停離婚の場合は50万円から70万円程度、裁判離婚になると100万円前後となる場合が多いよう……。
なお、上記はあくまでも費用相場ですので個別の事案によっては、より費用が掛かる、という場合も十分に考えられます。
時間もお金もかかる離婚問題…それでも弁護士に依頼するメリットとは
このように、離婚にはお金も時間もつきものです。少しでも費用を抑えたいのにそれでも弁護士に依頼するのは、一刻も早く離婚したいという願いが一番大きいのではないでしょうか。
弁護士への依頼から離婚成立までかかる時間
離婚調停でおよそ3か月〜7か月程度かかる傾向にあるようです。なお離婚調停は、あくまで話し合いがベースなので、双方が合意しなければ調停は不成立になり訴訟手続となります。もし訴訟手続になると、追加で6か月〜1年以上の期間が必要となるでしょう。
また、親権はどうするのかなど様々な要因で期間は変わってきますので、期間はケースバイケースでの変動が大きいのだと覚悟が必要です。
事前に依頼内容について弁護士に無料相談ができる安心感
離婚に至る理由は多種多様……。感情的なもつれや不貞行為をはじめ、DVなど離婚を決意した内容にはそれぞれ違いがあります。そのため具体的な慰謝料の金額や離婚成立までかかる時間などに関して、疑問を抱くのは自然なことでしょう。
そこでおすすめしたいのが、弁護士事務所の無料相談です。無料相談で概要を相談し離婚に向けての基本的な知識をつけたり、また本格的に依頼する弁護士を見極めたりするなどすれば、安心できることもあるでしょう。
まずは無料相談で弁護士の雰囲気を知る、というのもおすすめです。
弁護士は離婚する自分にとって「最大の武器」になる!
今まで一緒に暮らしてきた相手と離れる決断というのは、誰にとっても大変なものです。慰謝料をはじめ、親権など頭の痛い問題を解決しなければいけない離婚を1人だけで乗り越えるのはハードルが高すぎると言えるかも知れません。
そんな時に味方でもあり、武器にもなりうる弁護士という存在がいると安心できるはず。無料相談などで、弁護士に相談するところから始めてみましょう。