子育てママのお悩み解決メディア
子供との距離が近くてストレスを感じたら?【家庭で子供とうまく距離を取る方法】
2020.10.22 by いろは いろは

子供との距離が近くてストレスを感じたら?【家庭で子供とうまく距離を取る方法】

コロナをきっかけに、子供が学校が休校になったり登園自粛したり、いつもは遊びに行っていた放課後も遊びに行けなくなったり。親は在宅ワークになったり、これまでのように飲みに行くことができなくなったり。

親子で一緒にいられることはとても喜ばしいけれど、外出できない、制限がある状況下で親子が一緒にいる時間が長くなり、ストレスを抱えているご家庭も多いようです。そんな時にとっておきの「家庭で子供とうまく距離を取る方法」をご紹介します。

子供との距離の取り方①並んで座る

ダイニングテーブルなど、机を挟んで座ると対面式になります。この向かい合う姿勢は、家庭内であっても緊張感を生むといわれています。だから、子供と距離を取るのであれば隣同士に座るのがおすすめ。お互いの存在は感じられるけれど向き合わない、そんな距離の取り方を試してみてはいかがでしょうか。

子供との距離の取り方②ただ同じ空間にいる

小学生以上の子供なら1人で過ごすこともリラックス効果がありますが、まだ幼い子供であれば「同じ空間にはいるけれど別々のことをしている」状態を作りましょう。

例えば、親は新聞や本を読んでいて、子供はブロックで遊んでいる。あるいは、親は料理や掃除をしていて、子供はお絵かきをしている。など、幼い子供は保護者が近くにいるというだけで安心して遊べます。あえて一緒に遊んであげるのではなく、家庭内で「ただいる」ことで心地良い距離感を作ってみましょう。

子供との距離の取り方③助けない

子供が何か失敗しそうな時は、つい助けてあげたくなるのが親心。子供がお茶をこぼしてしまったら、後片付けをするのは親。そんな面倒を先回りして回避したい気持ちもありますが、見過ごせそうなことはあえて助けないで距離を取ってみましょう。つまり、そっと見守るのです。

子供は失敗することで、自分で考え、学びます。ヤバイ! こぼした! と、ティッシュを一箱使い切って拭くかもしれません。しかし、あれ? ティッシュをこんなに使ってもまだ濡れてるな、と学びます。次にこぼした時は、その子なりの考えが生まれ、何で拭けば良いのかを自分で考えるはずです。

そのまた次も、失敗するかもしれません。ただ、失敗すること自体が学びです。そして、子供自身の工夫が生まれ、知恵が育まれます。親が100回こぼすよ、こぼさないで、と言っても子供はお茶をこぼします。それより、自分で失敗を体験した方が、ずっと早く「できる」ようになることもあります。心の中で「がんばって」とだけ応援し、気付かないフリをするのも子供とのいい距離の取り方です。

子供との距離の取り方④元気がない時だけ声かけする

子供は成長するにつれ、親から色々言われるより自分でやってみたいという好奇心が強くなります。家庭内で目に付くと、親もいろいろ教えてあげたい気持ちになりますが、子供が元気な時は、何も言わず自由にさせましょう。

それが家庭で当たり前になると、子供とのいい距離ができあがります。自分のすることを否定されないことで、子供はいつも親に認めてもらえていると安心でき、親も子供に対し、必要以上に気を張らずに自分ペースで生活できます。

ただ、子供に元気がない時はしっかりフォローが必要です。何かいつもと調子が違う、表情が寂しそうに見える、など子供には親にしか分からない微細な変化が必ずあります。子供との距離は、そんな時だけぴったり寄り添って、縮めていきましょう。子供は、親が自分のことをよく分かってくれている、とますます親を信頼するはずです。

子供との距離の取り方⑤心でつながる

子供は成長につれて、大人の言うことに素直に従わなくなります。遊んだら片付けようね〜と声かけをして、はーいと片付けてくれるのは幼児期のみではないでしょうか。それ以降は、渋々片付け、中高生ともなればその声すら無視できるようになる。しかし、それは子供の成長の証です。

そんな時期の子供なら、必要なのは親と子の心のつながり。自分がいちばん大変な時、いちばん困った時には親が助けてくれる。そういった経験から、親が自分の絶対的な味方と思える子供の心を育てていけば、大人になった時も様々なことに立ち向かえる強い芯ができます。実際に助けてもらうのではなく、私には、僕には親がいる。その気持ちだけで、辛さも困難な状況にも打ち勝ち、がんばれるようになるのです。

子供との距離は、物理的に離れていても、遠くても、近くても、心でつながるという距離の取り方ができれば、親も子も、どんなことことが起きても相手を信じ、きっと日々健やかに過ごせるはずです。

子供には干渉しすぎず、見守ることが幸せに

たくさん関わってダイレクトに喜んでくれるのは、本当に幼児期だけ。それ以降は、少し離れた位置から見守るという距離を取ることで、家庭は心地よい環境へと変わります。

発達特性のある子供2人を持つ私は、朝の時間に距離を取っています。私自身は入浴することで物理的に距離を取り、放っておくのです。30分〜1時間、着替えて、食べて、歯磨きして、と言ってもできない子供たちです。放っておくとすぐにできるか、と言うとそうではありませんが、放っておかれることで「えっと、次はどうしたらいいんだっけ?」と考え、朝の準備リストを見て確認したりする日もあります。30分前と何も変わらない状態で楽しくおしゃべりしているという惨劇もあります。でも、私は私がすっきりできることをして30分過ごす方が、離れた場所からまだ? まだ? と見守るよりはいいと思い、「今は」そうしています。そして、部屋のレイアウトも頻繁に変更します。今は仲良くできるからオープンに、今はお互いイライラしやすいから本棚を部屋の真ん中に置いて見えないように、など。

どの家庭の親も子供も、近すぎず遠すぎず、ストレスを感じずに信頼し合える距離を保ち、良い親子関係を作っていきたいですね。

いろは

いろはライター

港区麻布にこじんまりとひっそり暮らすシングルマザー。長男小3は自閉症スペクトラム症、ADHD、LD。5歳長女は自閉症スペクトラム様症状が増大中。これまで不登校だった長男に変わり、不登園を貫く長女と毎日濃密な時間を過ごす。子どもたちのおかげでたくさんの人から優しさを享受中

いろはさんの記事一覧 →