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離乳食で使う椅子はいつから必要?どんなものを選ぶのがおすすめ?
2020.10.09 by やない あつこ やない あつこ

離乳食で使う椅子はいつから必要?どんなものを選ぶのがおすすめ?

お子さんの離乳食が始まるタイミングで気になるのが、専用の椅子は必要なのか、どんなものを選べば良いか、ですよね。椅子はさまざまなタイプがあるので家庭の状況に合わせて選ぶのが一番ですが、その中でも赤ちゃんが食べるために必ず必要となる基本的な要素があります。今回はどのような基準で椅子を選べば良いのか? を紹介します。

椅子はいつから必要?

離乳食はだいたいおおよそ生後5~6ヶ月くらいから始まります。そのタイミングで必ずしも椅子が必要と言うわけではありません。最初はほんの一口から始まる離乳食、ママの膝の上などで食べさせるという方も多いと思います。また、食事用の椅子としてではなく他の用途としても使えるハイローチェア、赤ちゃん専用のバンボなどのような安定感のあるものを使うこともあります。

本格的に椅子を使い始めるのに良いタイミングは、腰がしっかりと座り、パパママの支えがなくても1人で座れるようになった頃。個人差があるので一概にいつ、とは言えないのですがだいたい生後7~8ヶ月頃が目安です。

腰が座ったかどうかを確認する方法は、安定した場所で赤ちゃんを座らせ、背中を丸めずにある程度座っていられるかどうかです。前に倒れてしまうようならまだ早いです。

少なくとも、手づかみ食べや自分で食べたい意欲が高まる離乳食後期(生後9ヶ月前後)以降は、自分の椅子の上で食べる習慣を身に付けることをおすすめします。

椅子にはどんな種類がある?

ハイチェア

まず最初に紹介したいのが、大人と同じ目線で食べることができるハイチェア。パパやママと同じ高さで食事を共にすることができ、年齢に応じて調整ができるものが多いので長く使うことができ、長期的な目で見るとおすすめです。

ローチェア

ローチェアとは床にじかに足がつくタイプの離乳食用の椅子です。床に置いて使うか、ダイニングチェアに取り付けが可能になっているタイプのものもあります。写真のバンボのようにまだお座りが不安定な時期からでも座らせることができるので便利ではありますが、座る位置が低くなるためママやパパがかがむ必要があります。また、使用可能な月齢が限られているため成長と共にまた新しい椅子を用意することにもなります。ローチェアは比較的離乳食初期段階で使うことができるチェアです。

ハイローチェア

ハイローチェアの目的は離乳食用の椅子だけではなく、赤ちゃんを少し寝かせたい時やベビーチェアとしての用途があるので、これ1つでまかなうことができるというメリットがあります。ただ食事用に特化した椅子ではないので、もしここに座らせて食べさせる場合、寝かせすぎない、姿勢のバランスが保たれるようにタオルを挟むなど何かしらの調整が必要です。

これ以外にも、キャンピングホルダーというテーブルに挟んで取り付けるタイプの折りたたみ可能なベビーチェアもあります。

離乳食用の椅子を選ぶ時に大切なポイント

1.何よりもまず赤ちゃんの安定を考えて!

とにかく何より大切なことは、赤ちゃんが安定して座ることができるかどうかです。離乳食において食べる姿勢というのはとっても大切。特に

腰がしっかりと安定されること(背もたれがあると良い)

足置きがあり足がぶらぶらしないこと

テーブルが肘の高さになること(調節できること)

この3つをしっかり確認して下さい。特に足置きというのはとても大事で、足が宙に浮いた状態だと赤ちゃんが食事に集中できなかったり、踏ん張れないので噛む力が20%ほど低下し、噛む回数も1/4に減ってしまうと言われています。小さなお子さんにとって噛む力を育てるというのは消化吸収促進、脳の活性化、虫歯予防、歯並びへの影響など大切なことに関係してくるので、ぜひ足の裏がしっかりついた状態で食べられるようにしてくださいね。

また、赤ちゃんの体は常に成長し変化をします。離乳食用の椅子はそれぞれ合った月齢があるので、それに沿って椅子を選ぶようにしましょう。

足置きや肘の位置に気をつけるという点と、赤ちゃんの成長の変化という点を考えると、やはりお子さんの成長に合わせて調整が可能な長く使えるハイチェアのタイプを選ぶと長い目で見て一番良いかと思います。

2.ベルト付きはより安心

小さなお子さんは予測不可能な動きをするので、椅子から落ちそうになったりすることもあり本当に危ないためベルトがあると安心です。もともとベルトがついていたり付属品でつけられる対応がされている椅子もありますし、もしない場合には椅子に取り付けて使うチェアベルトもあります。

チェアベルトは離乳食用の椅子に取り付けても良いですし、大人の体につけて赤ちゃんを抱いて使うこともできます。外食時などにも使うことができるので1つあると便利です。

とはいえ、ベルトで固定されているといっても赤ちゃんはいきなり動いたりするので椅子に座っている間は大人がしっかり赤ちゃんを見ていてくださいね。

他にも気をつけたいこと

組み立て式の椅子を使う場合は、定期的に接続部分のネジをチェックするようにしましょう。毎日使うものなので自然と緩んでいくもの。ある日突然椅子の一部分が抜けてしまったり、座面版がスコーンと抜け落ちてしまったりすることもあるので、ネジが緩んでいないかどうかは定期的に見て下さいね。

離乳食において椅子選びはとても大事なもの。赤ちゃんの食事に対する姿勢にも影響するので、ぜひお子さんとお家の家庭環境に合ったものを検討して選ぶようにしましょう。

やない あつこ

やない あつこ食育スペシャリスト、離乳食アドバイザー、幼児食インストラクター。

毎日手作りのおかずが何品も出てくる家庭で育ち、健康的なご飯に目がない料理好き。シンガポールでの娘の出産・子育てをきっかけに、現在は東京都内で離乳食・幼児食作りや子どもの食育の教室・活動に励んでいる。娘のごはんや子ども向け料理レシピをInstagramで更新中!instagram.com/sally_eat

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