義理の両親に子供を預けるときの注意点!ルールを伝えてあげた方が親切な理由
「子供を預けたい」。その預け先が義理の両親の時は、どんなことに注意すれば良いのでしょうか。
自分の親と違い、義父母だと言いにくいこともあると思います。しかし、子供を預かってもらう時は、やってもらいたいことをはっきり伝える方が義理のご両親も助かるのです。
今回は、義理の両親にお子さんを預けるときの注意点について紹介します。
義両親に子供を預ける時にルールを伝える方が親切な理由
子供を預かる側は、ルールがある方が助かります。これはいい、これはダメというルールがあれば、子供のひとつひとつに「どうしたらいいのかしら」と悩まずに世話しやすくなるからです。
だから、子供を預ける時は「してほしいこと」や「してほしくないこと」を事前にしっかり伝えましょう。その方が、お互いのストレスもなくなります。
子供を預ける時は、荷物をしっかり用意する
子供を預ける時は、忘れ物がないよう用意をしっかりしましょう。準備ができていない状態で預けることは、失礼になってしまいます。
さまざまな場面を想定して荷物を準備
グズった、トイレを失敗した、というような事態にも対応できるよう、色々な場面を想定して、預ける荷物を準備します。
子供のグッズはひとつずつ使い方を説明
子供のグッズは、使い方がわかりづらいものもあります。それについては、きっと分かるだろうとは思わず、説明をしておきましょう。
いつも通りの食事で子供の不安を払拭
例えばミルクの作り方、煮沸の仕方などは「私は普段こうやってます」とあなたのやり方を伝えてくださいね。お子さんは、突然祖父母のところに連れてこられ、ママがいない不安から緊張状態になっているかもしれません。子供を預ける時は、できるだけいつも通りのミルク、食事を与えてもらうことが安心感につながります。
子供を預ける時は、やってほしくないことは明確に伝える
子供を預ける時は、してほしくないことや、やめてほしいことをはっきり伝えましょう。義父母相手だと、なかなか言いづらいこともあるとは思いますが、しっかり伝えることで義父母もお子さんの世話がしやすくなります。
その次にもつながる子供の預け先に
預けるあなたも「やってほしくないことをされた」と思うことがなければ、その次も預けられる場所ができます。
禁止のお願いは、その道のプロの言葉として伝える
言いにくいな、と思うのであれば「ちょっとお願いなんですが……」と、下手に出て頼んでみましょう。例えば、チョコを食べさせたくないなら、
「おやつなんですが、まだチョコをあげていないんです。実は歯科検診でチョコを早めにあげると虫歯リスクが高くなると言われて……」
ゲームを長時間やらせたくないなら、
「ゲームなんですが、1時間までと子供と約束をしているんです。学校の先生に長い時間ゲームをするのは脳によくないと言われたので……」
など、歯科検診や学校で言われたなど、その道のプロに言われたのでやめていると伝えましょう。ママの独断でやめているのなら「そんなの平気よ」とか「昔は大丈夫だった」などと言われてしまう可能性があります。しかし、その道のプロに言われていると伝えれば、義理のご両親も従いやすいはずです。
子供を預ける時は、大げさに感謝を伝える
子供を預ける時は、大げさと思うくらいの感謝を伝えましょう。物を贈るよりも、まず本当に感謝を自分の口から伝えることが大切です。
例えば、
「今日は本当に助かります。ありがとうございます! 〇〇(お子さんの名前)も何日も前から楽しみにしていたんですよ。ばあばのことが大好きなので!」
など、口に出して言葉で伝えましょう。それから、帰った後も電話かメール、LINEなどで、
「今日は本当にありがとうございました。おかげで仕事が捗りました。お母さんのおかげです。〇〇(お子さんの名前)は、お母さんが作ってくれた唐揚げがすごく美味しかったからまた食べたいと言っていました。お母さんがよろしければ、またお願いできると嬉しいです」
と感謝を大げさに伝えましょう。お子さんも楽しい時間を過ごせた、嫁も感謝していると感じて嫌な思いをするはずがありません!
子供を預けて、全員ハッピーになろう
子供を義理の両親に預けようと思うと、自分の実家に頼むよりも面倒だなと感じることもあるかもしれません。でも子供を預ける場所は、ひとつでも多い方があなた自身が楽になれます。
なによりも、孫との時間は義理のご両親への親孝行ともなりますし、お子さんにとってもおじいちゃんおばあちゃんの愛情を感じるステキな時間になることでしょう。
ぜひ注意点ををふまえて、義理の両親にお子さんを預けてみるときの参考にしてください。