親子で鉄分補給♪ 明智光秀の生誕地・岐阜県を走る「明知鉄道」に大興奮!【ママ鉄・豊岡真澄の親子でおでかけ】
この連載は……
元祖鉄道アイドル、いまはママ鉄として活躍している豊岡真澄さんが、お子さんと一緒に「でんしゃ」にまつわるおでかけ情報をご紹介します!
皆さんこんにちは。ママ鉄の豊岡真澄です。
いま最もアツイ!あの場所へいってきました。
それは岐阜県を走る明知鉄道です。
なぜアツいのか?現在放送されている大河ドラマ’麒麟がくる’その主役明智光秀の生誕地がここ岐阜県恵那市明智町なのです。
放送にあわせて、明知鉄道では明智光秀ラッピング車両や麒麟がくるラッピング車両が走っています。
子ども達は、初めて降り立つ恵那駅に大興奮!
明知鉄道というと、グルメ列車が大人気。種類も豊富で、寒天列車・お花見弁当列車・山菜弁当列車・きのこ列車・升酒列車・じねんじょ列車と季節ごとに変わるのです。
この日私たちが乗るのは、じねんじょ列車!
通行手形のかたちをしている乗車券には、1日フリーきっぷもついています。
早速ホームに入ると、列車がやってきました!
おぉ!麒麟がくるラッピング車両です。
カッコいいですねー!
そして奥には、明智光秀ラッピング車両が連結されていました。
「ママ〜、この列車がじねんじょ列車だよ!」と早速乗り込む子ども達。
内装も明智光秀仕様になっていて、つり革には桔梗紋が。
席につくと、テーブルには食事と献立とかわいいハンカチのプレゼントが置いてありました。
フタをあけると…
ボリューム感満載で色鮮やかな食材がしきつめられています。
でもメインはあくまでもじねんじょ。
山芋や長芋と混同されやすいじねんじょですが、もともと日本古来から山に自生していたため自然薯といわれ、滋養強壮や疲労回復にもとても良いとされています。
地元でとれたじねんじょのおろしたてを味わえるなんて幸せ。
子ども達も一緒にいただきま〜す♪
じねんじょを麦ご飯にかけて…ひと口パクッ。
うんまっ!!
この表情で伝わりますでしょうか。美味しくて感動しています。
じねんじょは初めて食べるので、あまりのおいしさに無言で食べ進める子ども達。
そこへ配膳スタッフのおばちゃまが来て「おかわりいる?」と持ってきてくれるのです。
食べ終わるタイミングを見計らい、次のじねんじょを持ってきてくれるあたり、わんこそばを連想してしまいました。
何杯食べただろう?いくら食べても体が喜んでいる気がしました。
途中、リニューアルしたばかりの極楽駅の案内が入り、いったん箸を止め、カメラを取り出した息子。
その名の通り、極楽感が増した駅に感動。
時間の許す限り、じねんじょをいただき、終点の明智駅に到着。
するとタイミングよく、車庫からSL が出てきました!
SL の音とにおいに大興奮。
しばらく駅を堪能したあとは、沿線を散策してきました。その様子は次のコラムでお伝えします。
豊岡 真澄 (とよおか・ますみ)
ホリプロにてユニット活動後、 担当マネージャー(鉄道BIG4の南田裕介)の影響により鉄子に目覚める。
元祖鉄道アイドルとして、数々の雑誌・イベント・番組(「タモリ倶楽部」など)に出演。
2008年3月結婚・出産を機に引退。現在は二児の母となり、 ママ鉄・鉄道文化人としてイベント等に出演している。