失敗しない、後悔しないランドセルの選び方。チェックポイントを解説
小学校の入学準備のなかでも、早くから選んで準備しておきたいのがランドセルです。長いと小学校の6年間ずっと使う子供もいるので、気に入ったものが選べるといいですよね。この記事では、失敗しない、後悔しないランドセルの選び方のポイントや気をつけたいことを解説します。
ランドセル選びはいつ頃からするの?
小学校の通学に欠かせないランドセル。現在では、昭和生まれの親には想像がつかないようなカラフルでおしゃれなものがたくさんあります。どうせなら、子供が気に入ったものを購入したいですよね。
ランドセルは、すでに春先から「早割」で購入できたり、予約を開始できたりするものがあります。こういったランドセルは、夏には売り切れになってしまうことも。子供も親もデザインやカラー、ブランドなどにこだわりがある場合は、早め早めに準備するのがいいでしょう。
ランドセル選び方。後悔しないために気をつけたいこと
小学校入学前に気に入って買ったものでも、6年も経てば、趣味が変わって気に入らなくなるのも当然です。ここでは、数年後に後悔しないためのランドセル選びで気をつけたいことをご紹介します。
・ 子供の視点だけで選ばない
どんなアイテムも、かわいい、かっこいいという視点で選びがちな子供たち。ランドセルは6年間使うアイテムなので、今「いいな」と思うものでも、4年後や6年後、どう思うのか想像がつきません。そのため、価格や大きさだけではなく、デザインやカラーを選ぶ場合でも、10歳や11歳になった子供が使えるのかどうか、親の視点も含んで選ぶのが重要です。
・”ラン活”時期を逃さない
ラン活とは、ランドセル活動の略で、ランドセル購入のための活動を意味しています。最近では少子化が進み、子供ひとりにかけられるお金が増え、このラン活が今まで以上に激化していると言われているんです。
人気の工房系(独自の工房を持つメーカー)ランドセルには、年中さんの時点で目をつけるという人も! 人気のブランドやデザインのものが欲しい場合は、この時期を逃すと気に入ったものを購入するのが難しくなるので注意しましょう。
ランドセルの選びのチェックポイント
さて、ここまで読んできて焦りを感じるママやパパもいるのではないでしょうか? ここからは、肝心のランドセルの選び方でチェックしたいポイントを解説します。
1. 素材と重量
現在のランドセルの素材は、人口皮革のものが一般的です。金額やデザインの幅も広く、軽いのが特徴です。扱いやすいですが、型崩れしやすいという欠点も。
記念になるものだからきちんとした革製品がいいという場合は、少しお高いですが、牛革やコードバンなどの天然皮革のものを選びましょう。型崩れしにくく、値段相応に長く使えます。
2. カラーとデザイン
ランドセル選びを楽しく、もしくは悩ましくしている原因が、このカラーとデザインです。子供の好みをベースに、華美になり過ぎないものを選べると長く使いやすいですよ。
3. サイズ
ゆとり教育が終わってからは、A4フラットファイルが収納できる約23.3cm×31cmの大きさが定番になっています。ほぼどのランドセルもこの大きさなのですが、一部のブランドでは、A4クリアファイル対応サイズを採用している場合があるので、チェックして購入してください。
4. 丈夫さ
女の子よりも激しい動きや遊びが多い男の子は、耐久性がしっかりとした素材や造りのランドセルを購入するようにしましょう。
丈夫さは、長く使うのに欠かせない要素ですが、丈夫なだけ素材が重くなります。女の子のランドセルを選ぶときには注意が必要です。
5. 背負いやすさ
ランドセルは、子供にとって今まで持ったことがないような重たい荷物を入れて背負うアイテム。背負ったときの負担を考慮し、肩ベルトの形や、背中部分のクッションの有無などをチェックしましょう。
どちらも体の形に沿う形のものがおすすめです。
6. 機能性
子供が巻き込まれる犯罪や事故が多いため、ランドセルに防犯ブザーは取り付けられるのか、反射板はついているかなどの、使いやすさ以外の機能面もチェックしてみましょう。
7. 価格
少子化に伴い、子供ひとりにかける金額が多くなっていると言われています。ランドセルも高いものを選ぶご家庭が増えおり、だいたい4〜6万円の間で購入できるものが相場です。
安すぎると耐久性がなかったり、無料保証が受けられなかったりすることがあるので、その点をクリアにしてから購入してください。
親と子。どちらの意見も取り入れて選ぼう!
ランドセルは子供が使うものですが、親や祖父母にとっても思い出になるアイテムです。カラーやデザイン、価格など、親も子供も納得できるランドセルが選べるといいですね。