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【入学準備特集】キッズ携帯を持たせる?

【入学準備特集】キッズ携帯を持たせる?

GPS&通話機能つきキッズ携帯を2年間使ってみて思うこと

幼稚園・保育園と小学校との大きな違いは、なんといっても「子どもが自分で通うこと」。しばらくすれば、それが当たり前になるのですが、最初はとても心配ですよね。防災や防犯の観点から、GPSや通話機能つきの携帯電話を持たせようかと検討しているご家庭も多いでしょう。

通学の距離や居住地、家族構成などにより状況は様々かと思いますが、ご参考までに、小1から小2の期間、実際にどのような場面で利用したかを紹介します。

ピカピカの1年生。登下校にかかる時間は予測不可能

現在小2の息子の場合、通学時間はバスと徒歩で片道約30分です。歩道はほぼ平坦で、車の量もそれほど多くありません。通学・下校の時間帯は人目も多く、安全度は比較的高い環境だと思います。

最初の3日間はバスのみ同行し、4日目から一人で通学させましたが、小1の間はGPSで何度となく居場所を確認していました。なぜなら、母の予想をはるかに超えるほど、歩くのが遅かったから(笑)。いいえ、正確には、小1男子、ことあるごとに「立ち止まる」のです!

道行く途中に大きなダンゴムシを見つけては立ち止まり、街路樹にチョウのさなぎを見つけては立ち止まり、手提げ袋を落としては立ち止まる。慣れてくると、友だちとふざけながら歩くようになるので、まあ遅い遅い!

母の予想(期待)通りの時刻に帰宅してくれず、妹のお迎えに遅れたり、買い物や病院に行く時間がずれ込んでしまうことは日常茶飯事。息子の帰宅の時間に合わせて在宅できないときもあったので、GPSで居場所を確認して通学路の途中で合流したり、電話をかけて自宅近くの図書館や公民館に移動するように伝え、短時間待たせたことが何度かありました。

他にも意外と多かったのは「えっ!? 今日、午前授業(午前保育)だったの!?」というパターン。コロナ禍の分散登校や、たびたび変更する時間割には本当に参りました。自分と子ども2人、計3人分のスケジュールがバラバラなので、頭の中はもうぐちゃぐちゃ。外出先から慌てて帰宅したり、息子と娘の送迎の順番を組み直すことがたびたびありました。

このように、共働き(夫は会社員、私はフリーランス)で、いざというとき留守番や送迎を頼める人が周囲にいないわが家の場合は、「GPS機能&通話機能つきキッズ携帯を持たせておいてよかった!」と感じることが、正直とても多かったです。

家のカギを持たせてからは使用頻度が激減

家族間のすれ違い(いつ外出? いつ帰宅?)をカバーするには、キッズ携帯を持たせる以前に、家のカギをいつから持たせるか、ひとりで留守番させる時間の許容範囲など検討が必要です。わが家の場合、息子はしょっちゅう物を忘れたり失くしたりしていたので、小1の頃はカギを持たせていなかったのですが、持ち物の管理がだいぶできるようになってきた小2の秋ごろに家のカギを預けてからは、キッズ携帯を使う機会が激減しました。

防災や防犯の面を考えると、今後も持たせておいたほうが安心には違いないですが、小1当時と、まもなく小3になる現在では、キッズ携帯への依存度はかなり違います。これまでは、GPSの精度が高く、子どもが操作しやすいキッズ携帯を利用してきましたが、3年生以降は、GPSによる居場所確認よりも、いざというときに双方向のコミュニケーションが取れるかどうかが重要な気がするので、改めて選び直そうと考えているところです。

いずれにしても、低学年(とくに小1)のうちは、親子ともに安心して、そしてスムーズに学校生活を送れることがなによりだと思います。今の時代、仕事、家事、育児とマルチタスクを抱えるママにとって、キッズ携帯は大きな味方。貴重品の管理の方法や、スマホ利用のルール、緊急時における家族間の連絡方法など、様々なことを語り合いながら、子どもの成長に合わせて上手に活用していきたいですね。

(ライター・安藤陽子)

安藤陽子

安藤陽子ライター・コーディネーター

ボケもツッコミも苦手な大阪出身の夫と、ドタバタ子育て真っ最中。鉄オタから妖怪マニアに転身した小2の息子と、乙女な笑顔で家族を意のままに操る4歳の娘の母。2019年春、長男の小学校入学を機に、都心から多摩エリアの文教地区に移住。特技は声を七変化させて絵本を読み聞かせること。

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