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河西ケイトが教えます! 4月から保育園! 入園説明会・親子面談・慣らし保育に向けて準備したいこと

河西ケイトが教えます! 4月から保育園! 入園説明会・親子面談・慣らし保育に向けて準備したいこと

入園説明会と入園前面談をうまく利用しましょう

「保育園は決まったけど説明会はあるの?」「何を用意したら良いの?」など不安を感じる方は多くいます。

基本的に保育園に入る前は、入園前の面談と説明会があります。面談の前に事前に「入園前面談シート」という書類が渡され、シートに書かれた質問を記入し、これを基におおよそ30分くらいの面談が親子で進められます。

ここに書いた項目は、入園説明会の資料を基にした、保育園側からよく聞かれる質問の一例です。参考にしてみてくださいね。

保育園側から聞かれる一例

・基本的な保育時間(土曜保育を必要とする場合も含め)

・慣らし保育の期間

・家での過ごし方

・睡眠時間(1日何時間くらい寝るか?・睡眠はどのくらいの長さか?・お昼寝はするか?)

・性格(癇癪を起こしやすい・食べ物の好き嫌いの有無・機嫌を損ねた時の対応の仕方など)

・好きな遊び(室内外遊びや、どんな玩具で遊ぶのが好きか)

・お家での呼び名(お子さんが家で呼ばれている名称があれば。家と保育園で同じ呼ばれ方をしたほうが子どもも混乱しないため)

・保育園に預ける前に、集団で過ごしてきたかどうか(一時預かり保育・園庭開放・地域の子育てひろばなど)

・疾病やアレルギーの有無(今まで大きな病気に感染したか? 食べ物だけでなく、草花や動物・ハウスダストなど)

・近隣に両親以外の送迎できる人はいるか?(緊急時の場合、対応できる人はいるか?)

・コロナなどで両親の在宅勤務があるか?

・入園時に必要な持ち物

・説明会で疑問に感じた点などの質疑応答

など。

お子さんにも質問をする保育園もあります(1歳以上を対象に)

・お子さんの名前を呼んで返事をするか

・好きな遊びとか、食べ物はあるか? 

こちらは、あくまでもどんなお子さんなのか様子を見るためだけに行うことであり、入園に関わるということはありませんので安心してください。

慣らし保育は何故するのか?

保育園入園時に「慣らし保育はどのくらいの期間ですか?」という質問をされると思います。「保育園に入れたのだから、すぐに預けて復帰したい!」そう思われる方も多くいると思います。

では、なぜ慣らし保育というのが、あるのでしょうか? 私達大人で考えてみましょう。もし、明日から新しい職場で働くことになったとなったら、不安を感じるのではないでしょうか? ストレスと不安を感じながらも、大人は働くことの意味を理解しているので頑張ると思います。でも子どもはどうでしょうか?

大人のように経験・体験があれば保育園へ通う意味を理解できると思います。しかし、子どもはなにもかもが初めてで「保育園はどんな場所?」「なにするの?」「誰がいるの?」と不安やストレスは大人よりも何倍も大きく感じると思います。その不安やストレスを軽減させるために「慣らし保育」はあります。「保育園は、ママやパパと離れている場所だけど、必ず迎えに来るよ。大丈夫だよ!」と思ってもらえるように数時間単位で預かる・迎えに来るを繰り返していくのです。

体験を通して子どもは「迎えに来てくれた」という安心感の基、少しずつ「自立」していきます。保育園に子どもが入園するということは、子どもが新しい「社会」へと飛び立っていくということです。家庭だけでは学べない「社会」を保育園では学ぶことができます。

子どもの特性によって慣らし保育期間にすぐ慣れる子もいれば、なかなか慣れない子もいます。慣れない子に対してママも焦りを感じるかもしれませんが、焦りは子どもに伝染してしまいます。ママ、パパ以外に送迎を頼める人がいたら協力してもらい、子どもに合わせた慣らし保育ができるといいですね。

ママやパパは、子の安全基地と考える

慣らし保育中は、いつも以上にママやパパのことを求める事が多くなります。この背景には、子どもが新しい場所へのストレスや不安を感じていることへの反動もありますが、子どもが新しいことへの挑戦をしていると捉えていくと良いかもしれません。子どもは、日々新しいことに挑戦しています。

挑戦=子どもの成長の証です。

不安に立ち向かう=甘えが多くなる=受け止めてもらう=気持ちが安心する=また挑戦する

と繋がっていきます。

ですから、子どもが新たな挑戦へと立ち向かえるように、一つ一つの甘えを「偉かったね!すごいね!」という気持ちで受け止めていってください。子どもにとって親は、いつでも不安な気持ちを受け止めてもらえる「安全基地」なのです。この安全基地をしっかり守ってあげれば心は安定し、保育園へ慣れることが早まると思います。

復職、家事などがあり「甘え」を受け止めることは難しいかもしれませんが、慣らし保育期間中は、家事よりも育児を優先できるように、夫婦で家事分担などの話し合いをすることも必要です。

今回は、保育園に入園したら…を基に書かせていただきました。4月から新しいスタートで不安なことも多いと思いますが、保育園は子どもの発達に関してのプロ集団です。お子さんの不安そうな顔に後ろ髪を引かれることもあると思います。

ママやパパができることは、スパッと割り切ること! そしてお迎えに行った際に「保育園頑張って偉かったね!」といっぱい褒めて抱きしめるようにしてください。4月まであと少し…。親子で楽しい保育園生活を迎えていってくださいね。

河西 景翔

河西 景翔子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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