タブレット学習派の必需品!キッズ用ブルーライトカット眼鏡
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、子どもたちがオンラインで学習する機会が急激に増えました。今後も、学校のみならず、習い事や学習塾など、さまざまな場面でタブレットやパソコンの画面を見る時間が増えることでしょう。そんな中、親として気をつけておきたいことは、「ブルーライト」が子どもたちの健康に及ぼす影響です。
これからの長い学生生活、ちりも積もれば、視力のみならず心身の健康をも脅かします。低学年のうちから正しい知識を身につけて、画面を見る時間を主体的にコントロールできるよう工夫していきましょう。
視力低下だけではない!病気を引き起こす可能性も指摘されている
パソコンやタブレットなどのLEDディスプレイからは「ブルーライト」と呼ばれる青い光が出ています。慶應義塾大学医学部の坪田一男教授が世話人代表をつとめる「ブルーライト研究会」(http://blue-light.biz/) の公式サイトでは、ブルーライトが人体に及ぼす影響について、医学的な検証に基づいた情報が紹介されています。
同研究会によると、ブルーライトは人の目で見ることができる可視光線の中でもっとも強いエネルギーを持っています。また、角膜や水晶体で吸収されずに、網膜まで到達するそうです。長時間浴びると目に大きな負担をかけてしまい、眼精疲労や加齢黄斑変性(ものが歪んで見えたり、視界の中心が暗くなる)などの疾患を引き起こす可能性もあると懸念されています。
また、自律神経系や内分泌系、免疫系のバランスを整えている「サーカディアン・リズム」が乱れやすくなり、イライラや肥満などを引き起こしやすくなるとも指摘されています。
ブルーライトカット眼鏡で、自分の目をいたわる意識づけを
わが家の子どもたちも、コロナがきっかけでタブレットの画面を見る時間が長くなったので、なかなか痛い出費ではありましたが、思いきってブルーライトカットの眼鏡を作りました。
ブルーライトカット眼鏡は、①反射タイプと②吸収タイプの2種類があります。また、ブルーライトだけではなく、UV(紫外線)やHEV(高エネルギー可視光線)をカットする眼鏡も販売されています。レンズの色は、透明のものとカラーのものがあり、実際にかけてみると視界の見えかたがずいぶん違います。画面を見る時間や部屋の明るさなど、それぞれの状況をふまえて選ぶとよいでしょう。
インターネット通販でも、手頃な価格で販売されていますが、サイズが合わないとずり落ちてしまったり、逆に目が疲れてしまうこともありますので、可能なかぎり実店舗で試着して、ぴったりのサイズを作ることをおすすめします。
子どもたちは眼鏡をかけるのを面倒臭がるかも? と心配しましたが、眼鏡をかけた姿を「カッコイイ!」「博士みたい!」「おっしゃれ〜」と褒めちぎったところ、まんざらでもないといった表情(笑)。こちらが声をかけなくても、タブレットを使うときは欠かさず眼鏡をかけてくれるようになりました。
私自身もオンラインの仕事が一気に増えたのでブルーライト眼鏡を作ったのですが、実感として目が疲れにくいです。新入学を機に、親子でパソコン・タブレットの健康的な利用方法について、語り合っておけると良いですね!