
SDGsの達成に向けて子供でもできることとは?4つの具体例を紹介
SDGsというものをご存知でしょうか?一見難しい内容ばかりで、自分には関係ないと思いがちですが、内容を紐解いていくと、地球で生きていくためには意識をしないといけないものだとわかります。
この記事では、SDGsについて簡単に解説し、子供と一緒に取り組める内容を紹介。ぜひできることから実践してみましょう。
SDGsとは?私たちにもできる?

そもそも、SDGsとは具体的に何のことかご存知ですか?SDGsについて簡単に解説し、私たちにも取り組めるものについて紹介していきます。
SDGsとは国際社会における共通目標
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、訳すると「持続可能な開発目標」という意味です。2015年のサミットで決定され、国際社会共通の目標として2030年までに達成すべき17の目標が掲げられています。
その内容は貧困や飢餓、経済成長、気候変動といった現在世界が抱える問題に対するもの。要するに、SDGsとは「これからの世界をよりよくするための目標」だといえるでしょう。
環境問題など身近なことで取り組める目標も
17の目標がさらに具体的に示されているのが、169のターゲットです。その中には、差別をなくすことや資源を大切にすることなど、日常生活レベルの内容や子供と一緒に考えたい内容も数多くあります。特に環境問題に関する部分は、すぐにでも親子一緒に考えることが可能です。
SDGsは明るい未来を目指すための目標なので、未来を生きる子供たちとともに実践していきたいですね。
子供とできるSDGsの取り組みを紹介

ここからは、具体的に子供とできるSDGsの取り組みについて紹介していきます。
使わない部屋の電気を消す
目標7の「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」にあるように、エネルギーの無駄遣いをやめることは、子供と一緒に取り組みやすい内容です。
たとえば、おもちゃ部屋で遊んでいて、リビングにテレビを見にきたらおもちゃ部屋の電気はつけっぱなし、なんてことありますよね。電気の無駄遣いがいかに「もったいない」かについて、親子で話し合い、できる対策を一緒に考えましょう。親に言われてやるのではなく、子ども自身がもったいないことをやめると決め、対策を考えることが大切です。
文房具やおもちゃは使えるまで使う
目標12の「つくる責任つかう責任」は、少ない資源で良いものを得られるように生産や消費の形を考えることが求められています。
文房具やおもちゃを必要以上に買ったり、まだ使えるのに捨ててしまったりすることがあれば改善したいところ。ものを大切にする心を育みましょう。
水を出しっぱなしにしない
目標6の「安全な水とトイレを世界中に」にあるように、水は無限ではないこと、とても大切なものだということを教えるようにしましょう。手を洗う時にたくさんの水を出しっぱなしにしないことから始めるといいですね。
友達と仲良く遊ぶ
SDGsの目標にはジェンダー差別や人種差別、公正な社会といった、人々の不平等をなくすための目標が多く掲げられています。
友達と遊ぶことは自分と他人の違いを学び、皆を大切にする心を育むことができるという点でSDGsの取り組みにつながるのです。子供たちが今後、多種多様な世界で生きていく上でも、とても大切なことですね。
子供の未来を作るSDGsに取り組もう

SDGsについて、身近で取り組める内容もたくさんあることはわかっていただけましたか?
子供と少しずつ取り組むことが、未来を生きる子供のためにもなり、明るい社会を作る第一歩になります。ぜひ、できることから始めてみてくださいね。