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脱ティッシュ生活、その後の変化【親子ではじめるエシカル暮らし・36】

脱ティッシュ生活、その後の変化【親子ではじめるエシカル暮らし・36】

新しい年も気づけば半月ほど経っていて、びっくり。今年も1日1日を大切に過ごしたいものです。

そういえば、去年の年末から我が家に新たに導入されたものが、ひとつ。

導入というか、妥協…折衷案というか…。

ティッシュのない暮らしは、エコハラスメント!?

家から廃止されたもののひとつに「ティッシュペーパー」がありました。あると何かと使ってしまうティッシュ。やれ口や手を拭くだの、バター(飼っているうさぎ)のおしっこ拭くだの、鼻をかむ時も無駄に2枚3枚使ってしまったり。

紙のために原生林がなぎ倒されているのはプラ問題と同じくらい深刻で、何より「なんでもかんでも使い捨てる」習慣自体がわたしたちの暮らしに染み付いているのが環境問題の根っこにあると思うので、ティッシュ、廃止してみたのです。(過去記事→さよならティッシュペーパー運動

vol.25 「さよならティッシュペーパー運動」より

代わりに手や口はサラシで拭いて(洗って何度も使える)鼻をかみたい時はボロ布を切ったウエスで。なんの問題もない! と満足したわたし。一方、不満を抱えた夫。「自分のパンツだった布で鼻をかむのいやだ」とか「お客さんが来た時に困る」とか「これは家庭内エコハラスメントだ!」とか訴えは続き、子どもたちに「パパそんなに欲しいなら誕生日にもらえば?」なんて言われるほど…。(やや不憫)

それでも買うことはせず、なんとかわたしを納得させようとするあたり、かつて環境問題に無関心だった夫の変化を感じたりもして…。そんな日々が2年ほど続いた昨年末。どうしてもティッシュが欲しい夫、ついに動きました。

やっぱりティッシュが使いたい! 夫が見つけてきた折衷案ティッシュ

「ティッシュが嫌ならコレを使う!」と彼が購入したのはバンブーロール。成長スピードが早く、持続可能な資源とも言われる竹から作られたトイレットペーパーです。ペーパー類のほとんどは木材パルプから作られている現在、わたしたちのオシリ一回拭くために貴重な原生林が切られ続けている…と考えると、竹を原料にしたペーパー類を選ぶのは出来ることのひとつだな、と思います。

ダンボールにどん!とそのまま入って送られてきて、紙自体はしっかり厚め。無漂白無香料薄茶色のペーパー。どこか佇まいは可愛いらしくもあり「これならリビングに置いていても嫌じゃないでしょ!」と木製のホルダーまで 自作して、プレゼン。(古紙再生のトイレットペーパーはいろいろありますが、それをリビングにってなんかイヤ…とわきあがりそうなわたしの感情を事前に予測しリスク回避しまでしてきた夫)そのものすごい頑張りによって、夫念願のリビングのティッシュはバンブーロール という形で再導入されることになったのでした…。

ちなみに今まで再生紙のものを使っていたトイレットペーパーも、この機会にバンブーロールにしてみることに。

定期便で届くので1ヶ月1箱(18ロール)届くように設定したのですが、使ってみたらリビング、トイレ合わせて1ヶ月以上持ちました。

一般的なトイレットペーパーよりも高価ではあるので無自覚にガラガラ紙を使っていたお手洗いでも「必要な分を使おう」という節約意識が芽生え、なんだかケチケチしているようでありますが、無意識に莫大に使い捨てる、という部分にも意識的になれるなあとも思っています。

それぞれ求めることや必要なことはちがう(夫にとってのティッシュのように)ので、そんな中でもできる選択や変化を探して、コツコツと。

2022年もそんな感じで進んで行けたらいいなと思います。

中村 暁野

中村 暁野編集者、エッセイスト。

一年をかけてひとつの家族を取材する、家族と一年誌「家族」編集長。家族にまつわるエッセイやコラムの執筆も手がける。夫と9歳女子、2歳男子、たれ耳うさぎのバターと一緒に、2017年から、山梨と神奈川の県境にある藤野へ移住。古い一軒家を少しずつ自分たちで改装しながら暮らしている。kazoku-magazine.com

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