子育てママのお悩み解決メディア
子どもが熱中症かも?と思ったとき、まずするべきこと
2016.07.18

先生おしえて! 子どもが熱中症かも?と思ったとき、まずするべきこと

気になってはいるけれど、実のところよく分かってない……。そんなアレコレについて、専門家の先生にうかがいました! 今回は「小児科」です。

発汗量と顔色、元気かどうかを確認し、電解質を含む水分の補給を!

sensei_1

これからの時期、熱中症対策は、遊びに夢中になると体調不良に気づきにくい子どもや、体調不良を訴えられない小さい子どもには必須! 熱中症にさせないためには、大人はどんなことに注意すればいいでしょう。

「長時間、高温多湿の場所で遊ばせたり、居させたりしないこと。高温でなくても、湿度が高いところに長時間いると熱中症になってしまうことも。日が当たっていない屋内でも、熱中症になりやすいので注意が必要です」

熱中症の症状、熱中症になってしまったときの応急処置は?

「症状は軽症、中等症、重症の三段階に分けられ、軽症は平熱から38度ぐらいの体温で、汗を大量にかいていて、皮膚は冷たく、顔色が悪い。それより少し進んだ中等症は、体温が40度ぐらいまで上がり、呼吸や脈が速くなって、気持ちが悪くなったり、ふらふらしたり、筋肉が痙攣したり、興奮状態になったりすることも。

重症になると、出る汗がなくなり、熱を下げる機能が働かなくなって体に熱がこもり、皮膚が真っ赤に。さらに、意識がなくなって、ぐったりします。こうした症状があったら、まずは水分を摂取させること。

水分は、水やお茶ではなく、体に吸収されやすい電解質の入った子ども用のイオン水やスポーツドリンクがいいですね。さらに、風通しのいい涼しいところに移動させ、衣服を脱がせて熱を放散させましょう。それでも熱が下がらないときは、氷や水枕で首まわりやわきの下、足のつけねを冷やしたり、水に体を浸けたりしてください」

熱中症かもと思ったら、汗の量、顔色、元気かどうかを確認し、とにかく早急に、熱を下げる手立てを!

[ 教えてくれた人 ] 白岡亮平さん
小児科医。夜10時まで365日無休診療の小児科医院、キャップスクリニック総院長。「最近、Fitbitというウェアラブル端末を使って、スタッフと歩数競争をしています。運動をゲーム感覚で楽しむと、生活に無理なく取り入れられますよ」

編集・文◯石塚覚子
(Hanakoママ 41号より)