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あらゆるスポーツの基礎を作る、プレ・ゴールデンエイジって?
2016.09.24 by 石井 栄子 石井 栄子

編集部の取材エピソード あらゆるスポーツの基礎を作る、プレ・ゴールデンエイジって?

かけっこが速くなるコツ・4

運動系は何をやってもダメな理由がやっとわかりました。

それは、大切な「プレ・ゴールデンエイジ」をインドアでだらだら過ごしたからだったんですね! ああ、もっと早く知っていれば……。

今回の、3・4・5(サンシーゴー)では、体育の秋にちなみ、元陸上競技選手の堀籠佳宏さんに「かけっこで速く方法」を聞きました。ところが開口一番、「3、4、5歳の頃は、速く走ろうとすることよりももっと大事なことがあるのです」と堀籠先生。

それが、「プレ・ゴールデンエイジ」の運動経験。

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プレ・ゴールデンエイジとは、幼児~小学校低学年(5~8歳ごろ)にかけての時期のこと。骨も筋肉も発達途上のこの時期は、特定の競技に固執せず、歩く、走る、跳ぶ、投げるなど、基本的な動きをたくさんすることが大事。それが将来、あらゆるスポーツの基礎となるのです。

プレ・ゴールデンエイジの次に訪れる、ゴールデンエイジは、小学校の中高学年に当たる9~12歳ごろ。見たまま感じたままに体全体で技術を吸収できる「一生に一度しかない」特別な時期で、サッカーや野球など個別の競技を始めるには最適。

運動神経の発達は12歳ごろまでには完成
し、この時期を逃すと、その後どんなに練習しても巧みな技術を身につけるのは難しいのだとか……。ガーン! もう一生、運痴決定だな、私。

Hanakoママ読者のみなさんのお子さんは、まさにこれからがプレ・ゴールデンエイジ。ぜひ、日常生活の中で、いっぱい体を動かすように導いてあげてくださいね。鬼ごっこや、ケンケンパ、スキップなど、ちょっとしたことでいいそうですよ!

かけっこで速く走るコツ

ところで、本誌でも紹介した、かけっこで速く走るコツですが、誌面に書ききれなかった情報をちょこっと紹介。

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かけっこでありがちなのが、よういドン!の「ドン」のところでびっくりして体が起きあがってしまうこと。最初の5歩くらいは下を向いたまま、前傾姿勢を保つだけで、だいぶタイムが違ってくるそうですよ。

速く走ろうと、力んで握りこぶしを握ってしまうのも逆効果。リラックスしたほうが、パフォーマンスは向上します。

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もう一つ、速く走るために「ももを上げて」と指導された経験はありませんか? 実は、それは間違い。「ももを上げる」のではなく、「足の裏で地面を強く踏む」のが正解。強く踏めば踏むほど地面からの反動も大きく、その勢いで速く走れるのです。堀籠先生いわく、「地球の力を借りて走る」のだとか。

これで、0.1秒くらいは違ってくるかも!?

実は、堀籠先生、先月行われたリオ五輪の陸上日本代表のコーチを務められました。取材はその数週間前。「すごいプレッシャー」とおっしゃっていましたが、男子400mリレーで史上初のメダルを獲得したことは皆さんもご存じのとおり。堀籠先生、心よりお祝い申し上げます! ありがとうございました!?

※本記事はこちらで読めます!

石井 栄子

石井 栄子ライター

3児のママとライターを両立してン十年。『Hanakoママ』では3歳〜5歳向けの「3・4・5」を担当。ようやく子どもたちの手が離れ、趣味に飲み会にと羽を伸ばし中。今ハマっているのはオンライン英会話。もう英語で話しかけられても怖くない!のがささやかな自慢!Photo by Natsuko Toida

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