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アッ!今、口に何か入れた!! こんなとき、どうしたらいい?
2016.10.11

先生おしえて! アッ!今、口に何か入れた!! こんなとき、どうしたらいい?

気になってはいるけれど、実のところよく分かってない……。そんなアレコレについて、専門家の先生にうかがいました! 今回は「小児科」です。

飲んだものを確認して、そのものによって的確な応急処置を!

Child playing hand isolated on white

なんでも口に入れてしまって、誤飲や誤嚥の事故が多い2歳ぐらいまでの子ども。それ以上だと、好奇心で口に入れてしまうという子もいるのだとか。具体的には、どんなものを口にしてしまうのでしょうか?

「ボタン電池やおもちゃの部品、ママのアクセサリー類などの豆粒ぐらいのものを口に入れてしまうことが多いですね。プラスチックや金属、ガラスで、途中で引っ掛からなければ、1日もすると便と一緒に出てきてしまうのですが、乾電池は胃酸に科学反応を起こして腹膜炎を起こしてしまうので、すぐに取り出す必要が。

また、気づいた大人が声を上げて驚くことで子どももびっくりして、異物が気管に入って窒息してしまうことも。体液に触れると崩れてしまうピーナツは気管から肺に入ってしまうと、取り出しにくく、重篤な肺炎を引き起こしてしまいます。こうした誤飲や誤嚥に気づいたら、子どもの胸を抱えて頭を下に向け、背中をパンパン叩いて。それでも出てこないなら、即救急車を呼びましょう」

このほかに、子どもの誤飲で多いのはどんなもの?

「たばこです。ただ、たばこは食べ始めてすぐに吐き気の症状が出るので、致死量まで食べてしまうことはまれです。危険なのは、吸い殻を入れたニコチンやタールがしみ込んだ水。これを飲むとすぐに致死量に至ってしまうため、飲んでしまったら即病院へ。子どもの誤飲を防ぐには、大人の環境整理が大切になります」

飲んじゃったけど大丈夫? と悩む場合は、医療機関や日本中毒情報センターに電話して確認しましょう。

日本中毒情報センター Tel. 072-727-2499(24時間対応)

[ 教えてくれた人 ] 白岡亮平さん
小児科医。夜9時まで365日無休診療の小児科医院、キャップスクリニック総院長。「日本体育協会の公認スポーツドクターとして認定されました! これからは、スポーツを医療の側面からも支えていきたいと思っています」

編集・文◯石塚覚子
(Hanakoママ 44号より)