
かぜの季節を乗り切ろう!3 熱が上がったり下がったり。かぜを長引かせないための2つの基本【子どものかぜの基礎知識】
かぜの季節がやってきました。
夜は熱が上がっても、朝下がっていたら、保育園には登園させてしまいたくなります。でも、思い切って休ませたほうが早く治る?
かぜを長引かせないためのポイントを、小児科医の山口有紗先生にうかがいました。
長引かせないためには、どうすればよいですか?

「安静」と「水分」が基本。発熱を繰りかえすときは、解熱後も思い切って休ませて
熱が下がったからと登園しても、子どもは自分でパワーをセーブすることができないので、夜の発熱を繰りかえす場合も。
なかなか治らないなと思ったら、解熱後も24時間、思い切って休んで様子をみるのも手。
一般的に「かぜ」はのどと鼻が炎症を起こすウイルス性上気道炎を指しますが、鼻水が長引くと中耳炎になったり、咳などにより気管支炎や肺炎を招いたりします。
ただのかぜだと思っていたら別の病気の可能性も。5日以上症状が続く場合は受診を。
次回は、予防アイテムをご紹介。
写真〇上原朋也 取材・文〇吉田理栄子