
すごいぞ!やさいーズ・3 大人になると、どうして野菜が好きになるの?
子どもが野菜を食べてくれない。多くのママに共通する悩みです。
「食べなさい!」「食べられるはず」と決めつける前に、子どもの好き嫌いについて、知っておくことも大切。
『すごいぞ!やさいーズ』(オレンジページ)という本から「好き嫌いの不思議」をご紹介します。
Q どうして大人になると食べられるようになるの?

A 苦みやえぐみを感知するセンサーが鈍化していくから
幼い子どもの「苦み」や「えぐみ」を感知する舌のセンサーは、自らの命を守るために敏感にできています。
ただ、成長とともにこのセンサーも鈍化していきます。
これは、何度も繰り返し食べて「食べても大丈夫」と学習することによって、苦みやえぐみを「危険」と感じにくくなることも影響しています。
子どものころ、「絶対いや!」と思っていたピーマンの苦みやレバーの味を好きになるのもこのため。「いつかは食べられるようになる」と、気長に見守ってあげたいですね。

『すごいぞ!やさいーズ 子どもと野菜をなかよしにする図鑑』
p58より引用
監修/管理栄養士 成田祟信
絵/KAMAKIRI
出版社:オレンジページ
1350円(税抜き)
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