すごいぞ!やさいーズ・14 食事中の会話にも注意。子どもの野菜嫌い克服テクニック・5
子どもが野菜を食べてくれない。多くのママに共通する悩みです。
「食べなさい!」「食べられるはず」と決めつける前に、子どもの好き嫌いについて、知っておくことも大切。
『すごいぞ!やさいーズ』(オレンジページ)という本から「野菜嫌いの克服テクニック」をご紹介します。
正解は十人十色! 野菜嫌い克服テクニック
苦手な野菜のどこがいやなのかは子どもによってそれぞれ違うもの。いろいろな角度からアプローチをしましょう。
まずは、楽しく食べる
毎食のように、食べこぼしや食べ残し、食器の持ち方について厳しく注意したり、食事中に勉強や習いごとのお説教ばかりしていると、子どもの「食べたい」という気持ちはあっという間にしぼんでしまいます。
反対に、まわりの大人がいつも楽しくおいしそうに食べていると、子どもも自然と食べ物に著がのびるものです。
楽しく食べながら、今日はこの野菜をこんなふうに料理したんだよ、と伝えてみましょう。
食事の時間はテレビを消す
食事の間、子どもがテレビばかり見て、食べることに全然集中できない、というときがあります。
そんなときは、「食事中はテレビはOFF」とルールを決めましよう。ただし、「食べないなら消すよ」というようなー時的な罰則にしたり、先に食べ終わった親がテレビをつけて熱中している、というような、いいかげんなルールだと子どもは納得できず、効果はありません。
「ごはんのときはテレビをつけないのが家のルールだよ」と《例外なしの決まり》にすることが大切です。
『すごいぞ!やさいーズ 子どもと野菜をなかよしにする図鑑』
p62より引用
監修/管理栄養士 成田祟信
絵/KAMAKIRI
出版社:オレンジページ
1350円(税抜き)
子どもと野菜のあれこれはこちらから