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いざ、というときのために知っておきたい。子どもの熱性けいれん
2015.12.29

先生おしえて! いざ、というときのために知っておきたい。子どもの熱性けいれん

気になってはいるけれど、実のところよく分かってない……。そんなアレコレについて、専門家の先生にうかがいました! 今回は「小児科」です。

とにかく症状が怖い熱性けいれん。後遺症も心配ですが……

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高熱に加え、手足をつっぱり白目をむいてピクピク! その症状の激しさに、ママも驚いて思わずパニックになってしまう、子どもの熱性けいれん。

多くの場合、熱性けいれんは5分以内には止まるもの。心配することはありません。ただ長く続いた場合は、髄膜炎や脳腫瘍など、何か違う原因によってけいれんが起きていることもあるので、できるだけ早い対処が必要になります。30分以上続くと、呼吸ができない時間が長くなり、脳に酸素がいかなくなって後遺症が残る場合も

熱性けいれんを起こしてしまったら、大人は何をすればいいのでしょう。

「けいれんを起こすと腹圧が上がって吐いてしまうことがあるので、吐しゃ物がのどに詰まって窒息しないよう、まずは横にさせましょう。そのあと、口の中に何も入っていないことを確認して、呼吸しやすいようにしてあげて。その後、救急車を呼びます。もし救急車を呼ぶ前にけいれんが止まって、顔色が良く、呼びかけに反応していれば、ご自身で病院に連れていかれてもいいでしょう。ただし、初めてのけいれんの場合は、救急車を呼んで病院を受診することをおすすめします」

熱性けいれんは、どれぐらいの割合の子どもが経験するのでしょうか?

「全体の7~8%です。そのうちの6~7割は一生に一回ですみますが、3~4割は繰り返すといわれています。ただし、5歳を過ぎると発症しなくなることがほとんど。繰り返すお子さんも5歳までだと思っていいでしょう」

落ちついて対処することが一番大切といえそうです。

[ 教えてくれた人 ] 白岡亮平さん
小児科医。夜10時まで365日無休診療の小児科医院、キャップスクリニック総院長。「医療法人社団ナイズでは、来年から小児科における遠隔医療を行っていきます!」

編集・文〇石塚覚子
(Hanakoママ 34号より)