おでかけニュース【レポート】 ママの服を着て、子連れでショッピングに出かけたパパ
「もしもパパがママになったら…」パパのママ体験イベント開催レポート
「ママの大変さ、わかってくれたら……」と思っていても、無理に夫に家事や育児参加を促すのは、それはそれでなんだか大変。
そんなママや、家事や育児参加に関心のあるパパにぜひ知ってほしい、ユニークなイベントが先日開催されました。
日産自動車の「セレナ」という自動車の一風変わった試乗会。なんとパパがママになりきり、子ども連れて、マイカーで買い物に行くというもの。パパの普段見られない姿を取材したイベントをレポートします!
パパがママになる!? 一風変わった試乗会
「もしもパパがママになったら MOMMYING DRIVE」は、1月31日の「愛妻の日」に向けた夫婦の試乗会イベント。
「この試乗会は、クルマ選びをする上で『パパ/夫』の皆様に、『ママ/奥さま』の気持ちになりきり、普段の生活シーンを通して起きるさまざまな体験をしていただくことで、『セレナ』の魅力を普段とは異なる視点で確かめていただこうと企画されたものです」(日産自動車の担当者)
参加したパパは、あらかじめ決められた店舗に「セレナ」で向かい、ママの指定によって購入した物を「セレナ」に積んで戻ってくるというミッションが!
そして、よりママの視点に立った体験をするため、場合によっては筋力を抑える「インナースーツ」を着用することも。このことで、よりリアルにママを体験できるイベントとなりました。
2日間であわせて14組の夫婦が参加し、それぞれ車を試乗しつつ、買い物にチャレンジしました。
一生懸命なパパを見たママからは「パパがママの格好をしてよく頑張ってくれました」「ママの日々の大変さを少し感じてもらえたから、大成功!」「パパが子どもと一緒に選んでいる姿が微笑ましかった」などの感想が挙がっていました。
やはり、ママとしては、パパの普段見られない頑張っている姿や楽しそうな姿を見られたことが、貴重で嬉しい時間だったようです。
家事を「理解する」のではなく、「やってみる」こと
今回のイベントを監修した日本愛妻家協会事務局長である山名清隆さんは
「家事などは、『理解する』、『見ている』だけではだめで、とにかく『やってみる』ことが大事です。例えば、買い物では、重い牛乳、ビールを両方持ったうえで、さらにベビーカーを押したり、帰宅したらその状態で家の鍵を開けたり。わかっているつもりでも、実際に体験してみると、意外と大変なことだと感じるでしょう。日頃から身体を使って家事に参加してみてはいかがでしょうか」とコメント。
ママの大変さを理解したい、と思うパパは、ぜひ実際に「ママになってみる・やってみる」ことに挑戦してみてはいかがでしょうか。新たな夫婦の会話と交流が生まれ、夫婦仲が深まるかもしれません。
(取材協力)
日産自動車
日本愛妻家協会 事務局長 山名清隆さん
http://www.aisaika.org/