子どもの花粉症・3 子どもの花粉症のために、親ができること5つ
いち早く、対策を! 子どもの花粉症、年々増えています!
大人でもつらーい花粉症。最近では、花粉症の子どもも急増中で、しかも年々、低年齢化しているのだとか。鼻水をズルズルしがちな保育園児だからこそ、正しい知識と素早い対応を!
正しい知識を身につけて、子どもを花粉から守ろう!
「スギは樹齢が30年になると花粉を飛散させます。伐採されず樹齢30年を迎えたスギが、最近一気に増えたことで、花粉症を発症する人が急増していると予想されます」と話すのは、耳鼻咽喉科の田中伸明先生。
そのため花粉症の低年齢化が進み、2~3歳で花粉症と認定される子どもも。
もし子どもが花粉症になってしまったら、いかに花粉と接触させないかが大切。「正しく花粉を遠ざける生活をすることで、症状を軽減することができます」と田中先生。
そこで、花粉症のために親ができることをうかがいました。
花粉症のために親ができること
花粉症になったら、とにかく症状がでないように「花粉」を遠ざけることを心がけましょう。
毎日「花粉予報」をチェック
暖かくて風が強い日は特に花粉が飛散するので要注意! 毎日「花粉予報」が発表されるので、多い日は部屋遊びにするなど、不要な外出を避けて。
静電気の起こりにくい服を着よう
ウールやフリースなど、静電気の起こりやすい服は、花粉も付着しやすくなります。家に持ち込まないためにもなるべく避け、玄関で叩いて落としましょう。
洗濯物は部屋干しに
洗濯物や布団はなるべく外に干さず、室内に干したり、布団乾燥機を利用しましょう。特に日中は飛散量が増えるので、もし干すなら早朝に。
家の中をしっかりキレイに!
花粉は比較的粒子が大きいため、帰宅後数時間空中を浮遊して、その後床に落ちます。お家の中で快適に過ごすために、空気清浄機+床掃除を!
イラスト〇ノグチユミコ 編集・文〇吉田理栄子
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