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つるのパパ会・5僕も一緒に塾に行くことにしたんです【つるの剛士×青野慶久】

2017.06.15

働くパパに会ってきた!【つるののパパ会】05

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今回の「つるののパパ会」のお相手は、前回に引き続きサイボウズ株式会社 代表取締役の青野慶久さん。

つるのさんと中1の息子さんの近況から、 子どもと勉強という親ならば誰でも頭を悩ませる話題に。お2人がその思いを語り尽くしました。

子どもに「勉強しろ」とは言いたくない!
これからは自由に道を選択して学ぶ時代

つるの:最近、中1の息子の学校の先生に呼び出しをくらいまして、高校(内部進学)に行きたいのであればもう少し頑張らないといけないよね、ということで。それで僕も一緒に塾に行くことにしたんです。

青野:つるのさんもですか?

つるの:そうなんです。自分自身が勉強しろと言われたことがなかったし、興味のあることしかできなかったから、息子をどう導いてあげたらいいのか分からなくて…。じゃあ自分も塾に行って勉強しちゃえ!と。今のままだと子どもに勉強させようとしておきながら、自分が宿題を見てあげることもできないし、このままではやばいなと思ったんです。

青野:つるのさんの発想、おもしろいなぁ。じゃあもう、羞恥心的なものは忘れて。

つるの:はい、ちょっとキャラ死んじゃうんですけど(笑)。息子が僕の思いというか、心意気を感じてくれればいいかなと。

青野:パパがそういう姿勢を見せてくれるだけで、息子さんは勇気づけられるでしょうね。子どもは自ら勉強なんてやらないですよね。苦行ですもんね。

つるの:実は僕も息子とまったく同じで、中1の終わりのときに親が先生に呼ばれて、このままでは行く高校がないって言われたんです。そこから奮起して、塾に通って勉強して偏差値を36から63に上げたんですよ!子ども自身がまず本気にならないとダメですよね。青野さんは勉強どうでしたか?

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青野:うちは親が放任で、勉強しろとは一度も言われたことがないんです。この「自由でいい」ってことが自分にとっての大きなバックボーンになったかなと思っていて、起業にも踏み切れたし、今自由に会社を経営させてもらってる。勉強だけではないんだということがわかりますよね。

それに、IT業界では大学を卒業している時点で負け(笑)。ビル・ゲイツもスティーブ・ジョブズもみんな大学はやめてますから! これからは、高校をやめるくらいじゃないと!

つるの:そうなんだ!斬新(笑)。でも本当はそれでいいんですよね。好きなことがあるなら早くから好きなことをしたほうが絶対いい!

青野:用意されたコースを進む必要はまったくないんですよね。社会がこれだけ発達しているのだから、自分がやりたいことに応じて、自由な選択、自由な生き方をすればいいと思うんです。

つるの:僕が通う塾では、ネットで授業が公開されているんですよね。いつでもどこでも見て学べるし、高校なんて行かなくても学ぶ機会はたくさんあるなと思いました。

青野:まさにその通りで、昔のように「高校生の今しか学べない」といったことは、もはやないんです。70歳までは当たり前に働く人生というのを前提に考えると、つるのさんのように必要な時に必要な学び直しをしていくという姿勢が大切!

つるの:なるほどなぁ。青野さんにそう言ってもらえて安心しました。僕もそう感じてはいたけど、確信は持てていなかったので。

青野:うちは妻が真面目で、しっかり勉強や受験をさせたほうがいいのでは、という考えのようなので、僕が横から「人生それだけじゃないよ」「人生一択じゃないよ」という揺さぶりをかけていけたらなと思ってるんです(笑)。

つるの:いいですね!僕もやっぱり息子に、高校行かなくてもいいよ!って言おうかな(笑)。

なかなか勉強しない子どもを見るとつい口うるさくなってしまうもの…。青野さんの柔軟な考え方、見習いたいですね!

次回も引き続きサイボウズの青野社長が登場。巷で騒がれているイクメンとは?そもそもパパの存在とは?など、子どもにとっての父親の役割について、お2人ならではの視点で語ります!


[今回お話を聞いた人]
青野慶久さん
あおの・よしひさ○サイボウズ株式会社 代表取締役。1971年生まれ。三児の父。上場企業の社長でありながら3度の育休を取得しており、育児に積極的な社長として知られる。

つるの剛士さん
つるの・たけし〇タレント・二男三女の父。16年に第五子となる次男・絢斗(あやと)くんが誕生。その際に取得した1カ月間の育児休業の様子を綴ったインスタグラムの投稿が話題に。

これまでの連載
会社や業界のせいにしない。つるの剛士さんと駒崎弘樹さんに聞く「育休」の取り方
つるの剛士さんと駒崎弘樹さんが考える、待機児童解決の方法
「イクメンという言葉 、どうして広まったの?」【NPO法人フローレンス代表 駒崎弘樹さん】

 
写真〇土佐麻理子 編集・文〇村田智博(TAPE)