
編集部の取材エピソード 親子で作りたい! 水玉やストライプのおにぎりレシピ
今月の「mama’s STORY」は、Gomaさんの「なかみはなあに?」。
どうぶつたちが抱えているつつみのなかは……おいしそうなおにぎりたちです。
カラフルなイラストに、おにぎりの写真がコラージュされた作品。どれもひとくち食べてみたくなります!

作者のGomaさんは、アラキミカさんと中村亮子さんの料理創作ユニットで、雑誌やウェブの「食」に関する企画から、レシピの考案、料理やものづくりのワークショップなど、幅広く活動されています。今回のように、料理の写真と絵のコラージュで構成された絵本などもあります。それぞれに共通しているのは、見ていてワクワクする料理ばかり、ということ。
今回の作品も、子どもたちにとって親しみがあって、大好きな「おにぎり」をちょっとだけ工夫して、楽しいものに!というアイディアから生まれました。
包みのなかは、どうぶつたち(宇宙人も混ざっていますが!)のイメージをほうふつとさせるかわいいおにぎりです。
おうちですぐに作れるように、特別な材料も具材も使っていません。「ほんとにカンタン。見たまんまなので、レシピはいらないと思いますよ(笑)」ということでしたが、そこをあえて、ポイントを教えていただきました!
どうぶつおにぎりのポイントをご紹介!

宇宙人のおにぎり
目の部分はちくわきゅうり、にぎる前にちくわをのせて、一緒に三角ににぎる。のりは長く帯状の形に切って周りに巻く。
最後にふりかけをパラリとまぶす。

タヌキのおにぎり
普通のものより 大きめのボール状ににぎる。中身は食いしんぼうにこんぶとシャケと唐揚げとか 2、3種類入れてもいい。
太めの帯状に切ったのりをぐるりと巻いて ごま塩をパラリ。厚めに切ったたくあんをのせて のりでばってんを描く。

ブタのおにぎり
桜でんぶをごはんに混ぜ合わせてピンクにする。
でんぶごはんが甘いので 中身はちょっとしょっぱいものが合います。
魚肉ソーセージにゴマをのせてお鼻に…目はのりを使っています。

ネコのおにぎり
ポイントはのりを重ねて切ること。いっぺんに同じ形がたくさんできます。
まるの場合は重ねたのりを 最初正方形に切って 周りの角を落としていくと簡単にきれいな丸が切れます。

カラスのおにぎり
あらかじめ 目の部分はカッターを使って丸くあけておきます。丸く握ったおにぎりの少々上目部分に目がくるようにのりで全体を包み込みます。目玉は パンチであけた時にできた 丸をはってます。
イヌのおにぎり
長めのソーセージ、もしくは ソーセージを二本使う。ごはんを薄くひいて その上に焼いたソーセージをのせ、その上にごはんを少しのせて握る。のりを太幅に切って ぐるりと巻く。

リスのおにぎり
のりをかわいく切ってペタペタ。ギザギザに切れるピンキングハサミを使ったり、一つ穴パンチをつかって、いろんなのりを切り出しておきます。
おにぎりをキャンパスに見立てて 自由にはります!
さらに、「丸い形や長いイヌさんのおにぎりは ラップにくるんでから握ると形が整えやすいです。」とGomaさん。
「のりを変わった形に切ると 切りカスがたくさんでます。それは とっておいて お蕎麦やパスタにかけて食べましょう。」とも。最後までムダを出さずにおいしくいただけるのもいいですね。
いつもののりや具材をちょっと工夫するだけで、表情豊かなおにぎりができるのは発見! ぜひ、絵本を見ながらお子さんと一緒に作ってみてくださいね。