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ウイルス性胃腸炎!? 家族間の感染を防ぐために守りたいこと
2016.01.19

先生おしえて! ウイルス性胃腸炎!? 家族間の感染を防ぐために守りたいこと

気になってはいるけれど、実のところよく分かってない……。そんなアレコレについて、専門家の先生にうかがいました! 今回は「小児科」です。

お腹のかぜってどんなかぜ? 症状は?

Teddy bear sleeps

子どもはもちろん大人にとっても辛い、嘔吐や下痢の症状をともなうお腹のかぜ。かかってしまったら、保育園ファミリーにとっては、いち大事!

「お腹のかぜとは、ウイルスがお腹の粘膜で悪さをするウイルス性胃腸炎のこと。代表的なものにノロウイルスやロタウイルスなどがあり、この冬は、大人に免疫がない変異型ノロウイルスが流行するといわれています。予防には、手洗い等でウイルスが口から入らないようにすることが大切です」

もしかかってしまったら、症状はどんな経過をたどるのでしょうか?

「まず腸の動きが悪くなって、吐き気の症状が半日から1日ぐらい続きます。ひどいと嘔吐することも。その後、下痢が始まってお腹の中のウイルスが体の外へ出ていきます。ここで、下痢を薬で止めてしまうと治りが遅くなるので、胃腸に負担がかからないよう少しずつ水分を補給しながら、全部出してしまいましょう。そうすると、自身の免疫が上がってきて、次第にお腹の症状が落ち着いてきます」

家族間での感染を防ぐには、どうしたらいいでしょう。

「ウイルスは吐しゃ物や便に混ざっているため、そこから感染することも。トイレなどは塩素系消毒液の次亜塩素酸ナトリウムで消毒を。ウイルスにはアルコール消毒は効果がないので、手は必ず流水を20~30秒かけて洗い流すこと。衣類なども流水で水洗いして、プラス殺菌効果を狙って乾燥機にかけたり天日干しにしたりしましょう」

ウイルスは流水で物理的に洗い流し、感染を予防することが大切なようです。

[ 教えてくれた人 ] 白岡亮平さん
小児科医。夜10時まで365日無休診療の小児科医院、キャップスクリニック総院長。「最近、生活のなかに運動を取り入れるために1日1万歩、歩くように心掛けています!」

編集・文〇石塚覚子
(Hanakoママ 35号より)