おしゃれママの「数珠つなぎ」連載 子どもに食べさせたい、が仕事に。「こどもパン」店主、児玉美希さんの子育て
ブランドプレスやスタイリスト、ディレクターにヘアメイクなど…、キラキラとした世界で働くママたち。いま、instagramなどSNSでも注目を集めています。
そんな働くママのリアルな日常を、写真とともに一挙公開、さらにお友達のステキママを紹介していただく、というリレー形式の連載です。
今回は、国分寺にあるパン屋さん「こどもパン」店主の児玉美希さん。小学6年生の男の子、小学4年生の女の子、3歳の女の子という3児のママでもあります。
「3人の子育てをしながらパン屋さんをしているとてもパワフルな友人。子ども3人育てながらやっているとは思えないパンの品数やこだわりよう…。きっとなにか秘訣があるに違いありません」(さぶさん)
#20 児玉美希さん(「こどもパン」店主)の1日
3人の子どもを育てながら毎朝4時に起きてパンを焼く(!!)という生活の中にも、「いつも笑顔を忘れずに、◯◯しなくちゃと気負わずに、自分のペースで、失敗続きの毎日があったとしても未来の為の準備と思って、楽しんで生きたい」というパワフルさ。自分を大切にする事が子育てと仕事を楽しく円満に両立できるコツ、と話す児玉さんの一日に迫ります!
ある日のスケジュール
4:00 起床
4:15 出勤
4:30 パン作り開始
6:30 パパが子ども達をお店に連れてくる(パパは都内の勤務先へ)
6:45 パンを焼きながら子ども達に朝ごはんを用意
7:45 長男長女学校へ
8:00 末っ子をおんぶしながらパンを焼く
9:00 末っ子を保育園へ送る
9:30 お店に戻ってきて自分の朝ごはんを食べる
9:45 アルバイトスタッフも来てオープンの準備とパンを焼く
11:00 お店オープン、まだまだパンを焼く
12:30 パン焼きが一段落して夕飯の材料を買いにスーパーへ行く
13:00 次の日の仕込みを始める
14:30 まかないを作ってスタッフと食べる
15:00 長男長女が帰宅、仕込みしながら宿題を見る
16:00 パン焼きも仕込みも終わり子ども達と雑談
16:30 お店の片付け
17:00 お店をcloseして末っ子のお迎えに行く
17:30 帰宅して夕飯を作りながら子ども達に明日の学校の準備と提出プリントなどのチェック
18:00 末っ子をお風呂に入れる
19:00 夕飯を食べる
20:00 子ども達の宿題チェックと明日の保育園の準備
20:30 歯みがき、3人分の仕上げ。パパ帰宅。パパのご飯を準備する
21:00 子ども達就寝、ストレッチしながら末っ子寝かしつける
21:30 パパと他愛いない会話(これ大事)
21:30 就寝おやすみなさい
聞いてみました!<おしゃれママQ&A>
Q1 子育てのモットーは?
自分がされて嫌な事はしないし言わない、というのが子育てのモットーです。例えば「小学6年生なのに何で◯◯できないの?」など、年齢を前提に叱るのはしないようにしています。
「34歳なのに感情のコントロールもできないの?」なーんてパパに言われたら、すごーく悲しくなっちゃうと思うし…笑。こう言われたら嫌かな〜?など想像を膨らませてから言葉をかけるようにしています。
Q2 子育てと仕事の両立のコツは?
自分のキャパを越えないように気をつける事です。女の人は頑張れる日と頑張れない日がコロコロと変化すると思うから、毎日「今日の私はどう?頑張れそう?」と身体の声を聞いてあげて行動に反映させる。
「今日の私は無理な日だ〜よし、今日はここまでにしちゃおう!」とキッパリ諦めます。疲れ過ぎるとどうしてもイライラしちゃうから、子ども達にもツラくあたっちゃう、そうならないように、まずは自分を大切にする事が子育てと仕事を楽しく円満に両立できるコツなのかなと思います。
Q3 休みの日の定番の遊び場は?
もっぱらキャンプです。家族皆が大好きなキャンプ!
パパは焚き火好きなので斧で薪を割って火をおこし、自分でおこした火を眺めながら飲むお酒が最高なんだそう。お兄ちゃんは森で拾ってきた木を愛用のアウトドアナイフで削っていろいろな物を作っています。昆虫大好きのお姉ちゃんと末っ子は虫採りばかりです。(虫好き女子達はダンゴムシも「かわいい〜!」のだそうです…。分からない…笑)
私はとくに何もせず、普段は絶対にできない、何もしない時間というのをとことん楽しみます。暇な時間が何よりのご褒美です。子ども達やパパとも普段はしないような会話ができちゃうのもキャンプマジックです!
Q4 最近こどもの成長を、感じたエピソードは?
小学6年生のお兄ちゃんとカフェでお茶をした時の事、2人でシェアして食べてたケーキを「ママに最後のひとくちあげる!(言葉の最後にハートマークついてた気がする笑)と言って、最後のひとくちをくれたのです。母冥利に尽きると言いますか、感無量と言いますか…笑。優しい男の子に成長してるのが嬉しいです。
Q5 ヘトヘトな時のリラックス術は?
走る。フォームや距離やタイムなど気にせずスッキリするまで、とにかく走る!
汗をたくさん流してゼェゼェ言いながら帰って来てシャワーを浴びると、不思議な事に頭がスッキリして身体が解放感で満たされるのでヘトヘトが逆に心地良く感じられます◎
Q6 パパの協力度は何点?家事分担は?
ズバリ100点満点です。毎日の洗濯は全てパパが。仕事が早い日やお休みの日は率先してキッチンに立ってくれます。フライが凄く上手なので揚げ物番長と呼んでいます。笑
Q7 パン作りを始めたきっかけは?
子どもに食べてほしいという思いからパンを作り始めたので、今も朝食は365日、自家製のパンを出しています。夕食もしっかり作ります。食べるものと身体はイコールだと思うので、バランス良く、栄養も考えます。食べることが好きなので、作るのも好きです。
児玉さんの毎日をスナップでご紹介♪
お休みにはキャンプへ行くのが家族皆の楽しみ。お揃いのキャンプTシャツで盛り上げます。
余った生地で子ども達とビスケット作り。お姉ちゃん作の犬!(ちょっと犬には見えないけど可愛い笑)
お兄ちゃんとお姉ちゃんが学校へ行ったあとに、2人でピクニックへ。お菓子とクッションを持って。
お天気で嬉しい営業日。
たまに、時間が空いた時は近所にお茶しに行きます。
ランプを集めるのが趣味。夜はランプの灯りに癒されてます。
お店の人気者「畑のオッサンド!」。オッサンの顔をしたサンドイッチ。夏はグリルしたズッキーニが定番です。
児玉美希さん
「こどもパン」店主
国分寺で自家製酵母にこだわった身体に優しいパンや焼き菓子を販売するパン屋「こどもパン」を営む店主。お店は東京都国分寺市東元町2-20-10、営業は水木金土の11:00〜17:00。
キャンプとパンが大好きな3児のママの素敵なSNSも必見!
Instagram(http://instagram.com/kodomopanmiki)
ツイッタ―(http://twitter.com/kodomo_pan)
次回は児玉美希さんからのご紹介で、フードコーディネーターの愛甲真希さんです。お楽しみに!
これまで登場したママたちはこちら!
さぶさん(イラストレーター)
有坂亜由夢さん(映像作家(最後の手段 / SAIGO NO SHUDAN))
藤吉陽子さん(「O-Kitchen」主催)
紺谷ちぐささん(キッズセレクトショップ「CHIGO」オーナー)
牟田絢加さん(セレクトショップOEUVREオーナー)
長澤実香さん(スタイリスト)
寒河江麻恵さん(フリーランスPR・温泉コラムニスト)
桜林直子さん(SAC about cookies 代表)
翠川裕美さん(株式会社シロアナ 代表)
西村千恵さん(FARM CANNING 主宰)
浅川あやさん(「日用美」店主 )
momoさん(フラワーコーディネーター momo’s flower project)
イナダミホさん(シンガーソングライター)
鳳山えりさん(モデル兼コルギサロンオーナー)
MARCOさん(フォトグラファー)
西山美希子さん(descendant デザイナー)
YOSHIKOさん(SHIMA ヘアメイク)
吉田ちかげさん(Art Director/Graphic+Web+Space Designer)
原田沙奈子さん(Le abel代表 / Abel ディレクター)