親子で鉄分補給♪ 茨城から九州にわたった「キハ2004」との再会【ママ鉄・豊岡真澄の親子でおでかけ】
この連載は……
元祖鉄道アイドル、いまはママ鉄として活躍している豊岡真澄さんが、お子さんと一緒に「でんしゃ」にまつわるおでかけ情報をご紹介します!
皆さん、こんにちは!
この夏、すごく貴重な体験をさせてもらいました。
8月に仕事で九州へ行ったのですが、その際、「キハ2004を守る会」の方に案内していただき、久しぶりの再会を果たして来ました。
キハ2004とは、元々ひたちなか海浜鉄道で走っていたディーゼルカーです。現役を引退し、しばらく留置されていたのですが解体の危機に…!そこで立ち上がった「キハ2004を守る会」の方々がクラウドファンディングを募り、その成功により、九州の平成筑豊鉄道に保存されることになったのです。
この車両、実は2015年に発売された鉄道コンピレーションアルバム「恋する鉄道」のジャケ写に出て来ています。
そんなご縁もあり、久しぶりの再会をとても楽しみにしていました。
金田駅に着くと、へいちく(平成筑豊鉄道)の迫田常務と前田会長が出迎えてくださり、子どもたちには、手作りの竹とんぼと笛をくださいました。
子どもたちは嬉しそうに竹とんぼを飛ばして遊んでいました。
そしていよいよ、キハ2004の中へ。と思ったら、まずはエンジンをかけるための電源スイッチを見せてくれました。
なかなかこんな間近で台車周りを見る機会がないので興味津々です。
車内に乗り込み、ディーゼルエンジンの音と振動を楽しみます。
今にも走りそうなほど、元気いっぱいのエンジン音が響いてます。
懐かしいポスターやJNRマークがついた灰皿もありました。
しばらく車内を探検していると、床を開けて、エンジンを見せてくれました!
私も子どもたちもすご〜い!!と大興奮。開けるとエンジン音が最大に!
これだけでも貴重なものを見られて満足なのに、ここを歩いていいとのこと。えっ!エンジンの上を歩いていいのですか!?
おそるおそる歩いてみると、音も振動も全身に伝わって来てアトラクション気分でした。イベントの時は、一般の方にもこういったサービスをしているそうです。これはなかなか他では体験できませんよね。
この後も、子どもたちはエンジンをかけたり、ドアの開閉をしたり、車内アナウンスをしたり楽しんでいました。
途中、前田会長が、採れたてのぶどうを持って来てくださり、国鉄時代のお話を聞きながらおやつタイムとなりました。
こちらでは定期的にイベントも開催されているので、フェイスブック・キハ2004を守る会(@HEICHIKUkiha)をチェックしてみてください。
【今回の鉄道データ】
キハ2004:ひたちなか海浜鉄道で走っていた旧型のディーゼルカー。 2015年12月をもって現役を引退、 2016年10月に平成筑豊鉄道の「キハ2004を守る会」に譲渡された。
豊岡 真澄 (とよおか・ますみ)
ホリプロにてユニット活動後、 担当マネージャー(鉄道BIG4の南田裕介)の影響により鉄子に目覚める。
元祖鉄道アイドルとして、数々の雑誌・イベント・番組(「タモリ倶楽部」など)に出演。
2008年3月結婚・出産を機に引退。現在は二児の母となり、 ママ鉄・鉄道文化人としてイベント等に出演している。
これまでに見た電車はこちら!
高原を走るプラネタリウム。「ハイレール1375」に乗ってきました!
東海道新幹線が目の高さで、間近に見えるスポット
京急車両、都営車両、京成車両、北総車両(品川駅近くのトレインビュースポット)
東武亀戸線8000系、東武6050系
東武野田線(東武アーバンパークライン)60000系と8000系、東武新型特急リバティ、特急スペーシア
東武東上線 車両は8000系(越生観梅号)、50090系(ブルーバード号)、50090系(TJライナー)
東武線5700系5701号電車、1720系デラックスロマンスカー、200系りょうもう 普悠瑪(ぷゆま)仕様 東武博物館