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保育園に入ろう・12自分の「指数」で申し込むべき保育園は? 役所でヒアリングしたいこと【連載・保活のきほんのき】

2017.09.25

この連載は……

書籍『保育園に入ろう! 保活のすべてがわかる本』の著者、山下真実さんによる「保活」をテーマにした連載。

保育園に関する知識のほか、申し込みまでにしておくことは何か、ママの心構え、復職までにやっておきたいことなどをご紹介していきます。

第12回目は前回に引き続き自分の「指数」を有効活用するために、できることを考えます。


公開されていない情報は、窓口でヒアリング

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保活を始めたママが必ずといっていいほど直面する「指数」の問題。

その世帯の就労状況や保育環境を数値化(一部の自治体ではカテゴリー分け)したものなので、働き方を変えたりしない限り指数は変わりません。つまり指数は上げようにも限界がある、ということでした。

そこで大切なのは、自分に与えられた「指数」を有効活用するために何ができるかを考えることですが、まずやるべきことは前回お伝えした通り、下記の3つです。

1.まずは自分の指数を計算する
2.入園を希望する保育園をリストアップする(あらかじめ見学に行っておく)
3.役所に行き、リスト内の保育園の入園状況を確認する

3.で役所に確認したいのは、リスト内の保育園の過去の入園状況です。具体的には、直近の4月時点で指数何点以上の世帯が入園できたかをヒアリングします。こうして過去に入園できた世帯の最低指数がいくつだったかを知ることで、入園のボーダーラインとなる指数が見えてきます。

0歳児クラスへの入園を希望する場合は0歳児クラスの過去指数を、1歳児クラスを希望する場合は1歳児クラスの過去指数を確認する必要がありますので、お間違いのないように。

ここで指数の情報をヒアリングするのは、少しでも入れる可能性の高い園を選別するため。つまり、あなたの持ち点を最も活かすことができる申込み先を探すためです。

たとえば、あなたの指数が40点だとした場合、過去に50点以上の世帯しか入園していない園よりは、40点以下で入園できている園の方が可能性ありそうだな……という風に、園ごとに狙いやすさのレベルが見えてきます。

ここでひとつ注意したいのが、全ての自治体で過去の指数の情報を開示しているわけではないということ。

指数を公開していない自治体で保活をする場合には、数値で見えないぶん情報収集がやや難しくはなります。

とはいえ基本的にやるべきことは同じで、あなたと近い状況で入園できた園はどこかを見極めるためのヒアリングをします。

例えば、あなたがフルタイムの共働きで来春4月からの入園を希望しているのであれば、「A園はフルタイムの共働き世帯であれば、加点がなくても入れていますか?」と聞けば、状況が掴めます。

その上でもし加点が必要な園ばかりであれば、「どの程度加点のある(どの加点要件を満たしている)世帯が入園できていますか?」といったふうに、数字で聞き出せない分、言葉に置き換えてヒアリングしましょう。

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山下真実
株式会社ここるく 代表取締役

初めての育児で「ママって、こんなに外出が大変なんだ!」と驚いたことがきっかけとなり、人気のレストランが託児付きで利用できるママのお出かけプラットフォーム「ここるく」を起業。2児の母。
独自手法による保活情報や両立アドバイスが人気で、「実践的で分かりやすい」と雑誌等でも監修多数。著書『保育園に入ろう! 保活のすべてがわかる本』(洋泉社)

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