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小学校で英語が教科化されると、中学入試に影響が!?【細川珠生の子育て政治】
2017.09.21 by Hanakoママ Hanakoママ

先生おしえて! 小学校で英語が教科化されると、中学入試に影響が!?【細川珠生の子育て政治】

気になってはいるけれど、実のところよく分かってない……。そんなアレコレを、専門家の先生に教えてもらいましょう! 今回は「社会科」。政治ジャーナリストの細川珠生さんにうかがいます。

【今月のテーマ】小学校での英語の教科化

sensei

2011年度から「外国語活動」として5・6年生で年間35時間(週1時間)が必修化されてきた英語。

2020年度から、これを3・4年生に前倒しし、5・6年生の英語は正式な教科になることが決まりました。

授業時間数も、3・4年生はこれまでの5・6年生の「外国語活動」と同じなので、週1時間(45分)、5・6年生は教科化に伴い、週2時間に増えます。さて、「教科」となると何が違うのかというところが気になりますね。 

これまでの「外国語活動」は、中学から文法を習うのを前に、「聞く・話す」を中心に耳や体で覚えることを主眼に置いて、英語に慣れる程度とされてきました。

学校によっては1年生から導入しているところもすでにありますが、これらは全て「英語に親しむ」という同じ目的で行ってきたのです。

教えるのも担任の先生を中心に、学校によっては外国人の補助教員を活用しているところもありました。

今回、教科化されるということは、成績をつけるということが大きな変更点になるので、どの程度の能力を必要とするのかを国は示すということになります。一方、中学受験の科目になるかは、入学試験を行う中学の判断になります。

正式には2020年度からになりますが、来年度から総合的な学習の時間を使うなどして、3・4年生の外国語活動が始まるところもあるようです。

教員の確保や、いくら早くから始めても、身につくにはその学習方法にもよるので、まだまだ課題もあります。何より、英語だけでなく、道徳の教科化や、情報教育など教える科目は増える一方の中で、授業時間の確保も課題です。

でも中学から始める英語では、あまり役に立たなかったことも事実。子どもたちが生きていく将来は、今より英語はできて当たり前となるだろうし、語学は少しでも小さいうちから慣れ親しむことが大事。

時代の流れの中では、この大きな「転換」も親子で乗り越えていかなければならないですね。

[ 教えてくれた人 ] 細川珠生さん
政治ジャーナリスト。ラジオ日本『細川珠生のモーニングトーク』に出演中。元品川区教育委員長。星槎大学非常勤講師。千葉工業大学理事。中学生男子の母。「中学生となり、初めての文化祭はもうすぐ。実行委員会として張り切っています」
(Hanakoママ 55号より)

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