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#わたしの懺悔日記・2「ベビーフードは悪くない」。そのひと言が救ってくれた【#わたしの懺悔日記】

2017.10.20

連載中から大きな反響のあった、イラストレーター・藤田あみいさんの『懺悔日記』が終了しました。

娘のてーたんの発達に不安を感じたことをきっかけに、心の動きを詳細に綴った日記。「懺悔」というドキッとするタイトルには、藤田さんの「娘のありのままの姿を受け入れることができなかったことに対する懺悔の気持ち」がこめられています。

新しい命を宿した瞬間から、突然「母親」という存在になり、ノンストップで、子どもは少しずつ成長していく。そのなかには、喜びだけではなく、不安や悲しみ、戸惑いの瞬間もたくさんおとずれます。

そして、子どもが成長するなかで、気になることや悩むことは刻一刻と変わっていきます。

「なんであんなことで悩んでいたのかな」と過去の自分を振り返るとき、つらかったことさえ、いい経験になってしまうことがよくあります。つらかったはずなのに、思い出せないことさえあります。

でも、「あのときつらかった」という事実とその思いは、いま、同じようなつらさのなかにいる誰かにとっては、「自分だけじゃない」と心をあたためるものになるかもしれません。

そんな思いから始めた「#わたしの懺悔日記」という企画に、少しずつ声が集まっています。

これから、不定期で読者のみなさんの声をご紹介していきたいと思います。

#わたしの懺悔日記・2
BFを使う後ろめたさを消してくれた言葉

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妊娠中、産後と鬱、不安、パニック等で育児や家事がままならなくなりました。子どもが1歳をすぎた現在も、まだ症状は続いています。

きっかけは“臭い悪阻”でした。 卵や食材、洗剤等の臭いが辛くなり、臭いが取れていないのではないかと必要以上に洗い物に時間をかけるようになりました。

コップ一つ洗うのに5分、全て洗い終えるのに1時間以上もかかりました。手は荒れ、水道代は上がり、洗い物はもちろん、洗い物を増やすことになる料理に多大なストレスを感じるようになりました。

今まで料理が好きだった私は、台所に立つことさえ苦しくなりました。パニックと不安に襲われるので、 毎日のご飯が作れず、出来合いのものや出前を頼む毎日になりました。

離乳食が作れないことで、罪悪感でいっぱいに

息子が生まれてからも、状況は変わりませんでしたが、息子の離乳食が始まったときは、なんとか症状が軽いときに冷凍ストックを作りながら、乗り切ることができました。

しかし、二回食になるとやはり精神的な負担が大きくベビーフード(BF)ばかりをあげる毎日に変わりました。三回食への切り替えも遅くなりました。

息子に申し訳なく、これで良いのかと不安な毎日でした。どうしてこんなこともできないのか、もっと普通のお母さんたちみたいに楽しく可愛い料理を作ってあげたい。毎日違うものを食べさせてあげたい。この時間はかけがえがなく一瞬で過ぎてしまうのに……。焦りでいっぱいでした。

そんな中、1歳児健診の用紙に書いた離乳食に対する不安を目にした栄養士さんから電話がかかってきました。

今の状況と不安を話すと「BFは悪いものではないですよ! デメリットは値段が高いというだけ。作る事で負担になるのなら、BFを使ってその他の時間めいいっぱい抱っこをしてあげて!」

その言葉を聞きBFを使う後ろめたさを少し消すことができました。

今、息子は1歳3ヶ月になりました。 とてもやんちゃで好き嫌いなく食べることが大好きな子に育っています。

私自身は、症状はゆるやかに良くなってきてはいるものの、料理はまだほとんど作っていません。BFにも毎日お世話になっています。 息子と過ごす時間もわずかで(苦しくて、ほとんどベッドの上です)、母や主人に見てもらっています。

それでも、きっといつか美味しい手料理を息子や主人にたくさん作ってあげられる! 息子と楽しい時間をこれからたくさん過ごすことができるようになる!と信じ、できる限り焦らず毎日を過ごしています。

(はーくんのお母さん  35歳)

おっぱいを拒否する息子。母乳を哺乳瓶から飲ませることに罪悪感が【#わたしの懺悔日記・1】

『懺悔日記』が書籍になりました!

人気連載「懺悔日記」がついに書籍に。巻末にはオリジナル付録「子育てがつらいと感じたら産後ママのためのヘルプガイド」を収録しています。

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『懺悔日記 子どもの愛し方を知るまで』
藤田あみい 著
1620円 (税込)

購入はこちらから
https://magazineworld.jp/books/paper/2982/


読者のみなさんの、つらかった時の気持ちや体験を、必要としている誰かに届けたい。『懺悔日記』に流れる思いを、編集部では引き続き、つないでいきたいと思います。

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