
編集部の取材エピソード シワもたるみも防げた!? 美容ライターが「30代で使えばよかった」と振り返るコスメ

あっと言う間に年末ですね…。光陰矢のごとし。そろそろ2017年の総決算をしなくちゃ、と思っている中尾です。ビューティに関しては、本誌では、年末ちょっと時間的、精神的に余裕があったらぜひ使っていただきたい、エイジングケアコスメをご紹介しています♪
何か1品でもプラスできると、きっと年明けの肌に違いが出るのではないでしょうか。
こちらでも何かご紹介したいなと思っているんですが、50歳を過ぎたおばさん(私です)が現在愛用して「よかった!」と思ったコスメより、みなさんにお伝えしたいのは、30代の頃に「使っておいたらよかった!」と思うコスメカテゴリー。ということで、今回は3つピックアップしてみました。
1.目元用コスメ
2.頭皮ケア
3.ハンドケア
目元用コスメ
アイクリームでもアイセラムでもアイマスクでも何でもOK。とにかく、目のまわりの皮膚は薄くてデリケート。皮脂腺も汗腺もないので乾燥しやすいリスキーな部位です。
30代ともなると、そろそろ目尻のシワやクマなどに悩み始める頃だと思いますが、子育てママにはそんな余裕がない。それもわかります。
が、朝と夜に必ず目元用のコスメをプラスしましょう。なんなら、化粧水と乳液とクリームをアイゾーンに重ねてつけてもいいです。が、やはり目元の構造を考えて有用な成分を配合しているコスメのほうが効果は明らか。
30代ではまだ子どもがいなかった私ですが、ずぼらな性格のためにほぼケアしていませんでした。
さらに海外リゾートでうっかり日焼け、運転席に座るのに無防備、といったとんでもない日常を送っていたせいで、右の目尻のシワの深さがすごいです。
日焼け止めは365日塗っていたおかげで、アイゾーンにもちらほらシミはありますがシワほど深刻じゃありません。20年の間、やらなかったせいでシワも、もしかするとたるみも防げたのかも?と思ってしまう今日この頃です(涙)。
頭皮ケア
おかげさまで、この年齢でも白髪はあまり出ません。が、ヘッドマッサージに行くたびに「頭皮が硬い! 大丈夫ですか?」と驚かれるほどの状態のようです。
30代だと顔のケアに気を取られて、頭皮は後回しになりがちですよね。でも、お風呂上り、あるいは寝る前にでもふと気づいて頭皮ケアすることで、肩こりや頭痛、目の疲れといった身体的悩みから枝毛や白髪、顔のたるみまでサポートできるかもしれません。
最近、おでこのシワがすごいんですが、これもやはり硬い頭皮をそのままにしておいたせじゃないか、と反省しています。
あの時、毎日じゃないとしても週に1、2回くらい頭皮ケアのアイテムでセルフ頭皮マッサージをしていれば。今せっせとやっていますが、空白の20年を取り戻せるのか不安です……。
ハンドケア
ハンドクリームを持ち歩いて、こまめに塗っているママは多いですね。特に仕事をしているママは、意外と手を見られていることを知っているので、ハンドケアには手を抜かないようです。
が、そこまで意識がまわっていないママ、忙しくてつい忘れてしまうママの手は、この世代になると格差がすごいです。年齢的にも乾燥してくるので、シワに拍車がかかる。くすんでいる。爪まわりの皮膚がガチガチ。シミが浮き出ている。など、一気に老けた手になってしまいます。
私は食費や遊興費を削ってでもネイルサロンに行くので(苦笑)わりとキープできているほうかな?とは自負しておりますが、それでも忙しくてついハンドクリームやオイルを塗るのを怠ると、とたんにガサガサの手になってしまいます。子どもから「きたないね」と容赦なく言われて大反省です。
のちのち「はっ!」と焦らないために
この3カテゴリーは、個人的に30代くらいから気をつけておけばよかったと思うだけで、無理強いではありません。もうすでにケアしている、というママもいるでしょう。
よく「どんな化粧品を使ったらいいんですか?」と仕事がら聞かれるんですが、誰にでもど真ん中!というものはそうそうありません。
ですから、それぞれの商品は、自分の悩みや肌質を踏まえて百貨店でBAさんと相談するほうがいいと思います。ただ、このカテゴリーは、のちのち「はっ!」とエイジングに気づくものじゃないかな、ということでご提案してみました。
1年の振り返りの時期、来年はどうしようかな?とふと考えた時に、ちょっと気にしていただければ幸いです。
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