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約束を忘れてるわけじゃない。くまのまあすけが教えてくれること
2018.01.21

子どもと読む絵本 約束を忘れてるわけじゃない。くまのまあすけが教えてくれること

こんにちは。ハナコママ編集部の宮本です。このコーナーでは、自分が読んでみて気になった絵本や、読み聞かせて子どもに好評だった作品をご紹介していきます。

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『くまのまあすけ』『まあすけのぼうし』。作者は『11ぴきのねこ』の馬場のぼるさん。

1980年に刊行された絵本が、昨年、馬場のぼるさんの生誕90周年を記念して復刊されたのだそう。

シンプルなタッチのキャラクターたちがかわいい。そして、馬場さんの作品に出てくるキャラクターたちは、子どもが子どもらしくて、いいなあと思います。

『くまのまあすけ』は、ちょっとここで「ばん」をしていてほしい、とおじさんに頼まれて大根を見ていたまあすけが、その場を動きたくなってしまって、大根を持って動くとあらあら……、といった展開。

子どものころよくあった「ちょっとばんしていて」っていうお願い。

大人のほうは、見てるだけなら子どもでもできるって思ってしまうけれど、好奇心のかたまりの子どもにとって、じっとばんをするって意外と大変。

ばんではないけれど、子どものころ、商店街に行くと「ここで待ってなさい」と母が人でごった返す魚屋に行っている間、お客のいない近くのお茶屋さんの前で立ってるように言われたのですが、いつもほかの店が気になってうろうろして叱られたことを思い出しました。約束を忘れてるわけじゃないんですよね、「ちょっとだけなら……」って思っちゃうんですよね。わかるよ、まあすけ。

『まあすけのぼうし』は、ぼうしをかぶると自転車に乗れるようになる!というまあすけくん。

これも子どもあるあるですね。これがあれば大丈夫!と「信じるちから」で実際にできるようになる。

きっと、大人にもその力って備わってると思うんですが、あれこれ知恵がつくと弱まるのかもしれませんね。

ちなみに我が家では、おでことおでこをくっつけて念を入れてからトイレに行くと快調、という「信じる力を利用した儀式?」があります。(息子よ、ばらしてごめんね)


『くまのまあすけ』『まあすけのぼうし』
さく・馬場のぼる
ポプラ社 各1000円(税別)


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編集・文〇宮本博美