
親子ツアー企画担当者に聞く! 親も楽しめる家族旅行のポイント
そろそろGWや夏休みの予定が気になってくる季節。子どもが小さいうちに、旅の思い出をたくさん作りたいですよね。
子どもが楽しめることはもちろんですが、大人も楽しむにはどんな旅にしたらいい?
“日本をまるごと遊ぼう”をコンセプトに、家族向け旅行イベントを、これまでに7回開催している「ASOBO JAPAN」のツアー企画担当者さんに、子どもはもちろん、親も存分に楽しめる旅づくりのポイントをうかがいました!
いつもワクワクする旅ばかり! どうやって決めてるの?

家族旅行といえば、子どもが優先になるもの。でも「ASOBO JAPAN」のツアーは子どもだけでなくママもパパも本気で楽しめる企画ばかり。
例えば気球に乗って朝食を食べたり、知床の流氷ウォークやスノーシューをしたり、海賊になりきってサバイバルゲームをしたり、棚田で巨大なお絵かき体験をしたりと、どれも大人にとっても未知の経験!
どんな基準でツアーの場所やアクティビティを選んでいるのでしょう?
「全国には、あまり知られていない魅力的な地域がまだたくさんあります。有名な観光スポットに頼らず、旅の行き先は自分たちで土地の特徴から決めています。
またアクティビティは、土地の歴史に紐づいていて、その土地のならではの自然に存分に触れられるようなものを実施するように心がけています」

家族みんなで楽しむポイントは!

旅をより思い出深いものにするために、子どももママもパパもみんなで家族旅行を楽しむポイントを教えてもらいました。
その土地をじっくり学んだり、テーマを決めたり
「観光地をただめぐるのではなく、その土地の歴史や文化をじっくり学ぶのがおすすめです。大人も新しい発見が豊富にあります。
また、ASOBO JAPANでは、ツアーの中にオリジナルアクティビティを入れてツアーの目玉をつくり、行き先に沿ったテーマを決めるようにしています。例えば、行き先が愛媛県今治市だったときには、日本海ということと、村上海賊の拠点だったということもあり『SEA CASTLE(シーキャッスル)』というテーマにしました。
行き先が新潟県十日町市だったときには、十日町市がアートに力を入れているエリアだったということもあり、『AUTUMN CANVAS(オータムキャンバス)』というテーマを設定し、有名な棚田を巨大なキャンバスに見立てて、家族みんなで描く『巨大お絵かき』を実施しました。
ご家族で旅行に行かれる際も、エリアを変えるだけではなく、毎回テーマを決めるのもいいかもしれません。『自然と触れ合う旅』『地元の人しか知らないおすすめスポットめぐり』『文化遺産に触れ歴史を学ぶ旅』などです」
旅が終わったら形に残す!
「ASOBO JAPANではツアーの中で学んだことを元に、自由研究として発表してもらう場を設けることもしました。プロジェクト自体も『家族参加型の特別課外授業』という言い方をしています。
子ども時代には、机上での学習だけでは得られない、唯一無二の体験が必要と考えています。体験して学ぶだけでなく、それを形で残すことによって、成長したときにその時の経験をしっかりと振り返ることができます」

家族旅行は、未知なる体験へのワクワクや学び、成長と楽しみどころがいっぱい! 次の旅行の行先を選ぶ前に、「テーマは何にする?」と家族で話し合うところからスタートしましょう!
日産SERENA、Canon EOS Kiss、GAKKEN、学研キッズネット、THE NORTH FACE、クックパッド、adidasの7社・ブランドが参加するプロジェクト。“日本をまるごと遊ぼう”をコンセプトにした、新感覚の家族向け旅行イベントを2016年12月より7回実施。2018年3月に第8弾の「LEGEND TRAIN」を実施。現在は第9弾を募集中(3/30まで)。https://tabi-labo.com/286862/asobojapan-event-9