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SNS?涙活? いまの自分に必要なくつろぎ方を知る方法

2018.05.27
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子育てが始まると、自分だけのくつろぎの時間はほとんどありません。もちろん、家族で過ごす時間も大切ですが、たまにはママも羽を伸ばして、自分の好きなことをしてくつろぎたいと思うこともあると思います。

忙しいママにとっては、短いスキマ時間でいかに効率よくくつろぐかが勝負。そこで、何をしてどんな風にくつろぐとよりリラックスできるのか、精神科医の奥田弘美先生に教えていただきました。

結婚後、自分だけのくつろぎ時間が減った女性は9割も!

サッポロビールが今年行った調査では、結婚後「自分だけのくつろぎの時間」が減ったと回答した女性が約9割(86%)という結果に!

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出典:サッポロビール株式会社「スキマダム」の実態調査(2018年2月5日~21日)

https://www.atpress.ne.jp/news/153439

ママたちからは、次のような声が挙がったようです。

「子どもの相手や仕事、家事と一日中することがあり、ゆっくりする時間がなかなかとれない」(32歳)
「夫が不在のことが多く、家事・育児のワンオペ状態が続く」(40歳)

さらに「家事や育児のスキマ時間を上手に活用したいか」の問いに対しては、98%とほぼすべての女性が「はい」と回答しており、スキマ時間を上手に活用したいと考える「スキマダム」が多いことが分かったそうです。

くつろぎ方は、心のエネルギーによって変えて

そんな「スキマダム」たちが行っているスキマ時間の自分だけのくつろぎタイムは、ネット上を見渡すと、次のような方法があるようです。

1.ママ友とSNS(LINEなど)・電話でおしゃべり
2.甘いものを食べる
3.涙活する(映画DVD・ドラマ視聴、読書など)
4.コーヒーを飲む
5.ノンアルコール飲料を飲む

そもそも、これらの方法は、短時間でくつろぐのに効率的なのでしょうか?

精神科医の奥田弘美先生にチェックしていただきました!

「基本的に、私の経験も含めて、子育て中に『くつろぎたい!』と感じるときの理由は大きく2種類あると思います。一つは、子育てに時間が取られて自分のしたいことができないストレスがあるとき。もう一つは、子育てで体力的に疲れて寝たい・休みたいというときです。それぞれによって、効率的なくつろぎ方は変わってきます。

また、どのくらい疲れているのかによっても変わってきます。『いま心のエネルギーは100%中、何%?』と自分に問いかけてみてください。心も体も絶好調のときが100%、疲れ果てて動けないときを0%と仮定して、ざっくり何パーセントかな?とチェックします。

もし70~80%以上ならば、活動系のことをすると気分転換になります。もし60%以下なら、かなり疲れているので癒し系・休息系の行動をするといいでしょう

1.ママ友とSNS(LINEなど)・電話でおしゃべり

「コミュニケーションはエネルギーを使います。意見の違い、期待した反応が返ってこないなど、ネガティブなことも起きるからです。心のエネルギーが高いときなら、多少ネガティブなことがあってもポジティブに捉えられるので、いい気分転換になると思います。

反対に心のエネルギーが低いときは無理して他人とつながろうとしないほうがくつろげますが、どうしても人恋しいときは気の合う親しい人とだけコミュニケーションをとるといいでしょう」

2.甘いものを食べる

「食べることは休息系の行動です。甘いものは心がほっとするのでお好きな方も多いでしょうが、食べ過ぎないように適量を決めましょう。食べすぎると、あとで心身の調子が悪くなり逆効果です。ゆっくりと、味や食感をしっかりと味わいながら食べると、少ない量でも満足度が高くなります。

『今、ここ』の瞬間に集中するマインドフルネス瞑想の『食べる瞑想』を取り入れるのもおすすめです。まず、はじめてその食べ物を食べる赤ちゃんになりきって、その食べ物をまじまじと形や色を眺めて、香りをかぎ、ゆっくりと口に入れ、舌や粘膜の感じをしっかり感じ取ります。そしてゆっくりと噛み、歯触りを楽しみ、口の中いっぱいに広がる香りや甘さ、美味しい味を感じましょう。噛むごとに口の中で変化する味の変化も感じ取ります。

このように視覚、嗅覚、味覚、触覚をフル活用して感じることで脳と心が落ち着きますし、食べすぎも防げます」

3.涙活する(映画DVD・ドラマ視聴、読書など)

「映像は心と記憶に残りやすいので、できるだけ感動系・ほっこり系・ハートウォーミングな作品がおすすめです。子育て中のママの精神は子どもにとても影響するため、ホラー映画や悲惨なお話、ストレスがたまるようなお話は避け、ハッピーになるようなものがいいでしょう。心が元気な活動モードのときは読書をすると、より知的要求が満たされるため充実感が高まります」

4.コーヒーを飲む

「カフェインはシャキッとするので、活動モードの場合、気分転換になります。リラックスしたい場合、ハーブティーなどカフェインが入っていない飲み物のほうがいいでしょう。このときも、じっくりゆっくり味わって飲むとリラックスできます。また、コーヒーや紅茶を淹れる工程から心を込めて丁寧に行い、抽出されるのをじっくりながめるというのは、マインドフルネス効果も加わるためにおすすめです」

5.ノンアルコール飲料を飲む

「お好みのシュワっとしたものやジュース類を楽しむことは、手軽な良い気分転換になるでしょう。ただし糖分のとりすぎには気をつけましょう。心のエネルギーが高いときには、炭酸水にフルーツをしぼってみたり、自分でちょっぴりアレンジしてノンアルコールのマイ・カクテルやスムージーを作ってみたりするとより充実感が味わえると思います」

ちなみに先のサッポロビールの調査では、スキマ時間にノンアルを飲みたい・飲んでみたいという意見が82%にも上っています。家事や育児中にアルコールはむずかしいことから、ノンアルはニーズがあるようですね。お気に入りの一杯を見つけてみるのもよさそうです。

ほかにも、ママが効率的に自分の時間を過ごすおすすめの方法を、奥田先生に教えていただきました。