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保育士・河西景翔さんが答えます!ティッシュ遊びブームの子どもにぴったり。手作りおもちゃをご紹介【教えて!ケイト先生】

2018.05.23

この連載は……
Hanakoママwebで「働くママのカウンセリングルーム」を連載中の、子育てアドバイザーで保育士の河西景翔さん(ケイト先生)が、保育園との上手な付き合い方やお家でできるカンタン遊びの紹介など、保育士の視点からママに役立つ情報を発信します。


こんにちは。河西です。

今回は、私が保育士時代によく作っていた、身近なものを使った遊び道具を紹介していきます。

お子さんが6か月から1歳前後のころ、ティッシュを全部出して遊んでいた、という経験はありませんか? それが困るからと手の届かない所にティッシュを隠してしまった方もいるかもしれません。

でもこのティッシュ遊び、「つまむ・引き出す」という指先を使った動きを養うもので、脳の発達にもつながります。ティッシュを出す、という大人にとっては何気ない行為ですが、子どもにはとても意味があること。本当は思う存分遊ばせてあげたいところです。でも、親からすれば、ティッシュはご遠慮願いたいですよね。

ということで今回は、家で簡単に作れる「つまむ・引き出す」力を育てるおもちゃをご紹介します。

使用するのはこの2つ。空いたカップの容器と、梱包などに使う、スズランテープを巻いたものになります。

カップはドリンクのテイクアウトなどに使われる、ストローの穴が開いたものを使っています。

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テープの丸め方は、いたって簡単で、使い終わったマスキングテープやセロハンテープの芯などに、巻きつけるだけです。

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ここではマスキングテープの芯を使っていますが、なければペットボトルのふたなどを使ってもいいと思います。

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芯を使わず、ただ2本の指に、くるくると丸めて、ゴムで止めてもいいでしょう。その際は、きつく止めてしまうと、カップの中で引っかかることがありますので、ゆるめに止めることをお勧めします。

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テープの先をカップのストローの穴の部分から外に出して完成です。

どうですか? 単純ですが、これで、りっぱな知育おもちゃの完成。テープををしゅるしゅると引き出す動作は、子どもの「つまむ・引き出す」力を育てます。

そして、最後までテープを引っ張って、芯を残してすべて外に出ると、子どもは遊びの「終わり」を体感します。

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「終わっちゃったね」と、遊びの終わりに大人が気づいて、子どもと「共感」することも大切です。

そして、お子さんから「もう一回!」と言われたら、ぜひその繰り返しに付き合ってあげてください。

同じことをして何が楽しいんだろう? と思うかもしれませんが、同じ遊びの繰り返しも子どもの脳を成長には大切なことです。

子どもは、ある程度やり尽くすと次の発達、次の遊びに移行していきますので、とにかく、やりたい時期に十分に遊ばせてあげてください。

このおもちゃ、カップにシールを張ったり、模様をつけても楽しいですね。たとえば、芯に鈴をつければ、引っ張りながら音も楽しめますし、芯に好きなキャラクターを描いたら、最後にキャラクターが出てきたね!といった遊びかたもできそうです。ぜひ、おもちゃも遊び方もお子さんが楽しめるように発展させてください。

ただし、紐の部分が絡まったりすると危険です。遊ばせる際は必ず大人の近くで遊ばせて見守ってあげてくださいね。おもちゃも使い方一つで、大きな事故や怪我を招くことがあるので、そこは注意したいところです。

これからも、手作りの遊び道具について、少しずつご紹介していきたいと思います。

過去の記事はこちらから
https://hanakomama.jp/keywords/counseling-45466/

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河西景翔(かわにし けいと)さん・子育てアドバイザー
小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。
現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

http://s.ameblo.jp/chloe69/
「ほいくらいふ」でも連載中!


ケイト先生と星山麻木先生が答える、ママのお悩み相談「ママのためのカウンセリングリーム」
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