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道具や油を見直すだけでグッとラクに。家でも揚げ物したくなる、6つのポイント

2018.06.26

料理研究家に聞く! 揚げ物調理のモチベーションの高め方

Fried chicken wings in the pan

子どもやパパが大好きな唐揚げやコロッケなどは定番の揚げ物。でも最近は、ママたちの揚げ物調理頻度がダウンしているのだそう。

パナソニックの調査によると、10年前と比べて揚げ物の調理頻度が20~45%ダウン。特にコロッケ、エビフライが大幅に減っています。その理由は、調理後の後片付けの手間、キッチンの油ハネ、レンジフードの汚れにあることがアンケートで明らかに。

とはいえ、食べる側の約7割は「理想をいえばもっと手づくりの揚げ物を自宅で食べたい」と回答しており、作る側も約7割が「調理後の掃除が大変でなければ、もっと揚げ物を手作りしたい」と回答しているそうです。

きっと揚げ物好きな子どもやパパのために、揚げ物頻度を上げたいと思っているママも多いのではないでしょうか?

揚げ物調理のモチベーションを上げる6つの方法

そこで今回は、揚げ物を得意とする料理研究家の田内しょうこさんに、揚げ物のモチベーションを上げる方法を教えていただきました。

1.「油は毎回捨てる」と決める

油は一度使うと少しずつとはいえ酸化しますし、2~3cm深さくらいの油で揚げ、毎回捨ててしまうのも一案。もったいない気もしますが、揚げ物をスーパーで買うことに比べれば、家で使う油の値段なんて大したことありません。何より新鮮な油で揚げた作りたてが食べられるのは、家ならではの贅沢。

どんな高級なお店でも新しい油で揚げたものが出てくるなんて贅沢はまず味わえません。せっかく家で作るのなら、とことん家ならではの美味しさを追求してみては?

2.オイルポットを新調する&置き場所を作る。

私自身が最近、実行していることです。以前はなるべく毎回油を捨てていたのですが、子どもが大きくなって揚げ物回数が増えてきたこともあり「ちょっともったいないな」という気持ちになってきました。とはいえ過去にも何度か、オイルポットを買っては使い勝手が悪く処分ということを繰り返してきたのですが、今回のものはいまのところ快適です。

今使っているのは、コスロンという、ろ過機能付きのオイルポットです。たくさんの油をいっぺんに入れられ、しっかりろ過してくれ、そのまま保管しておけるところが気に入っています。またきれいに片付けられるところも良いです。専用の置き場所を確保したこともあり、格段に使い勝手がよくなって揚げ物が楽しみになりました。

3.揚げ物用のバットと網のセットを作る

専用にする必要はないかと思いますが、快適に使えるものがあるだけで揚げ物が楽しみになります。私自身が気に入っているのは、ラ・バーゼのバット&ざるに、リードのクッキングペーパーかコストコのペーパータオルを敷く方法。

気持ちがよいほど油をしっかり吸収してくれるので揚げ物もヘルシーになりますし、バットやざるを汚さないので、ぺーパーを捨てるだけで片付けは終わりなのも嬉しいポイントです。

4.深い鍋で揚げものを試す

フライパンを使って少ない油で揚げる方が多いですが、同じ少量の油で揚げるにしても、深い鍋を使えば鍋肌が油はねガードにもなってくれるので快適に揚げられます。

冷凍のコロッケやフライを揚げる場合は、どうしても霜がついているためハネが大きいので特におすすめ。深い鍋で揚げることでストレスはかなり軽減します。

5.揚げ物専用鍋を作る

来年、子どもに毎日お弁当を作るようになったら実行しようと思っています。上のいずれの方法も、どちらかというと揚げ物頻度が低い人向けの考え方で、子どもが中高生以上になったら揚げ物頻度もぐんと高まると思います。専用鍋を作り、置き場所も決めてしまえば、より揚げ物は楽しくなるはず。

すでに持ってる揚げ物の先輩によると、南部鉄の揚げもの鍋は、驚くほど美味しく揚がるそうなので、今から「どれにしよう」と物色しては楽しみにしています。

6.電気の揚げ物鍋を使う

揚げ物好きなら電気の揚げ物鍋もおすすめ。電気なので引火の心配もないですし、温度も調節してくれるので、揚げ物が気軽になるのは間違いありません。串揚げパーティもできますし、フライや天ぷらであっても、家族を待たせるよりも、まず卓上で揚げ始めてしまえば「みんなで作りながら食べる」という鍋のような楽しみ方もできます。専用鍋は油ハネが少ない工夫がしてあることもポイントです。

油の使い方や道具を見直すだけでも、揚げ物のしやすさは格段にアップするようです。家族の好きな揚げ物を、ぜひ自宅でも作ってみたいですね。

次回は、簡単で美味しい、田内さんのおすすめの揚げ物料理をうかがいます!

prof

[教えてくれた人] 料理研究家 田内しょうこさん
米Mills College卒業。
出版社勤務を経て料理研究家に。
共働き家庭や育休復帰ママ向け時短セミナーが好評。
著書は『時短料理のきほん』『「今日も、ごはん作らなきゃ」のため息がふっとぶ本』など。最新刊は『汁かけごはん』。
https://tauchishoko.com

取材・文〇石原 亜香利