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外出先もそろそろネタ切れ!? 残り少ない夏休みを楽しむ、おでかけのポイント3つ

2018.08.20

夏のお出かけネタが尽きてきた! 専門家に聞く、外出先のアイデア

Happy family is enjoying beach and eating watermelon.

夏休みも残りわずか! 家族のお出かけ先も、そろそろネタが尽きてきた頃では?

「dポイントクラブ」を展開するNTTドコモが行った調査では、「夏休み時期(または夏の休日)のおでかけ先に悩んだことはありますか?」と聞いたところ、ママの87%、パパの81%が「ある」と回答。最もネタに困るのは「8月中旬」で35%と最多に。夏休みのラストスパートでお出かけネタが思いつかず、もったいないことをしているようです。

そこで今回は、子どもの遊びのプロである一般社団法人あそびの先生協会 代表 宝田ひか里さんに、夏のお出かけのネタ出しのコツを教えていただきました!

夏のお出かけ・外遊びのネタ出しのコツは
「頑張らない!」「ワンパターンがいい」

「お出かけ先がワンパターンになってしまうお悩みの先には『もっとお子さんを楽しませてあげたい』と思う優しい親心から。これはとても素敵なことです。ママパパ自身がまずは自分をほめてあげてください。

夏休み後半ですので、少しずつ『チャレンジ(頑張る)』から『ホッとする(頑張らない)』に戻してあげましょう。夏休みが終わると二学期がはじまります。運動会や音楽会などの行事などチャレンジの多いシーズンがやってきます。チャレンジの前には、たっぷりと力と心を休ませておくことが必要。ですので、お出かけのネタとしては 1.行き慣れたショッピングセンターやスーパーで日常のお買い物 2.よく行く公園や友だちの家 3.近所のお祭り などがおすすめです」

宝田さんによると、いつもの休日と同じ場所への行く、ワンパターンのお出かけは、子どもの楽しみのためにもいいのだそう!

「実は、子どもは『いつもと同じ』が好きなのです。子どもって、何度もくり返しのお話の絵本や、毎回同じような展開のアニメが大好きで『毎週同じ』を楽しみにしていませんか? 子どもは大人が思っているよりも『同じ』が安心で心地が良いんですよ」

夏に家族みんなが楽しめる外遊びを選ぶポイントは……

さっそく、身近な場所で、ワンパターンのいつもと同じ外遊びを見つけてみましょう。その選び方にはポイントがあるそうですよ。

「家族みんなで楽しむならば“分かりやすい”楽しい場所をおすすめします。たとえば、お祭り・海・テーマパークなど。

そして家族みんなが楽しむポイントは、

1.親がムリしない。
2.親がイライラしない。
3.親が楽しめる。

実は、ポイントは親自身が思いっきり笑えることなのです。ママやパパがお出かけ先で思いっきり笑っていたなら、それが子どもたちにとって嫌なはずがありません。時には『ママとパパが○○行きたいの。一緒に行ってくれる?』と親の行きたい場所に子どもを誘ってみてもいいと思います」

夏の外遊びを通して学べること

ところで、夏は暑いし混雑しているし、わざわざ外に出なくてもいいのでは?と思うママやパパもいるかもしれません。夏の外遊びは子どもにとってどんな意味があるのでしょうか?

「夏の遊びから学べることはたくさんありますが、1番は『水』という最高の教材に実際にたくさん触れられることだと思います。プールのシャワーの水が冷たかったり、温泉の水は温かかったり。固まった氷が、溶けて水に変化すること。道に水をまいたら涼しくなり、濡れていた地面は時間が経てば乾いてまた暑いと感じる。

まだ小さいうちは、なぜそう変化したのか、水温の違いや水は蒸発するということを教える必要はありません。それを学校の教科で学ぶまでの乳幼児期の間、どれだけたくさんの『具体的な経験』をして心を動かしているかという主体的な遊びの蓄積が重要です」

新しい外出先を調べなければ、と焦る必要はありません。残りの夏は、親が楽しめる“頑張らない”スポットや遊びを選ぶのがよさそうですね。

[教えてくれた人]一般社団法人あそびの先生協会 代表 宝田ひか里さん
小学2年生の息子と5才の娘の二児の母。元幼稚園教諭。ありのままの子どもの姿から「できること」に着目する大人を増やすことで自己肯定感の高い子どもを育てることができるように講師育成と母親向けの講座を中心に活動している。

あそびの先生協会公式ホームページ
http://asobinosensei.net/

取材・文〇石原 亜香利
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