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エアコンからカビ臭!? 冷房運転をやめる前に、やっておくべきこと【新連載・家電を長持ちさせるコツ】

2018.09.28

「え!? これだけで? 家電を長持ちさせるたったひとつのコツ」
voi.1 エアコン編

ここのところ、炊飯器、洗濯機、電子レンジ…と、家電がバタバタと故障して、買い替えに追われている、ものぐさママ・タナカです。

次男が年長の頃、引っ越しを機に新調して早6年。なぜか家電がリレー式に壊れていくのは運動会の季節だからでしょうか。いや、そんなわけない。ワタクシ、ものぐさママが取扱説明書をほぼ読まずに数年間、野生の勘で、雑に使用してきたゆえの結果と思われます。猛省…。

次は夜になるとなぜか「ジジ…ジジ…」とコオロギのような音をたてる冷蔵庫の番かと戦々恐々としていますが、ここで心を入れ替えて、家電を長持ちさせるテクニックを知りたい! できれば心がけレベルですぐできる、ラクな方法がいいな(このあたりがもうものぐさ)…ということで、正しい家電の取り扱い方から家電の豆知識、さらに節電のコツまでを、家電スペシャリストである、テックマークジャパン(株)の本多宏行さんに聞いてきました。初回は夏の間、大活躍したエアコンについてです。

エアコンを長持ちさせるたったひとつのコツ

エアコン

今年は猛暑でしたね。仕事から帰ると、部屋の電気をつける前からまず暗闇でリモコンをまさぐり、冷房ボタンを早押し! 殺気立っているので、ますます部屋の温度を上昇させていたかもしれません(笑)。

室内を少し冷やしてからじゃないとキッチンに立つのもツライ日々でしたが、9月からはエアコンをかけない日も多くなり、10月に入るころには壁のオブジェと化してしまいそう。次にこの子が活躍するのは、きっとたぶん12月に入ってからだろうなあ…なんてぼんやり考えていましたが…。

「連日の冷房運転をやめる前に、ちゃんと送風運転していますか?」
家電スペシャリスト・本多さんの声でハッと目が覚めました。

「冷却時に発生した大量の水分が、エアコン内に残っているとカビを発生させる原因になるんですよ」。
え〜。そうなんですか? もちろん送風運転、してなかったです。

エアコンを清潔に長く使い続ける時のポイントのひとつはカビを発生させないことだと言います。

大量に発生してしまったカビの除去は困難を極め、メーカーサービスに清掃をお願いしても部品を新品に交換するしか手段がなくなることもあるそうです。

大量に水が発生する仕組みを詳しく聞くと…。

室内の暖かい空気(気体)はエアコンの冷媒ガスによって冷却されます。この時、空気の中に含まれていた水分が液体に変化して結露します。

エアコン室内機の内部は、この結露した水が大量に発生しますので、エアコン室外機側の排水路へと排水する必要があるわけです。この室内機内部の水を完全に排水させることは非常に難しく、室内機内部の熱交換器や排水路に留まり、イヤ〜なカビの原因になるんだそう。

魔法のボタン。「送風運転」を使いこなそう。

「連日の冷房運転から一時的に冷房運転を行なうようになる時期を目安として、冷房を止める前に、送風運転を1時間ほど行なうだけで室内機内部の水気を取り除くことができます。冷房運転を終えてお出かけする前に1時間後に停止するようタイマーをかければラクですよね」と本多さん。

たったこれだけでエアコンを長くきれいな状態で保つことができるそう。シーズン中でも、12時間以上運転しない時間があるときは送風運転するのがおすすめだそうですが、特に気をつけたいのが、シーズン終わりのいま。

秋が終わり冬本番となって暖房運転を行なったとき、あるいは来年に冷房運転を再開するときに断然違ってくるんだとか。

冷房運転を2〜3日おきに使ったり、使わなかったりする微妙な時期くらいから、冷房運転をしばらく使わなくなる時期になったら、冷房運転の後に必ず1時間送風運転を挟んで、停止する習慣をつけるのがオススメのようです。

でも冷房停止の前に毎回1時間も送風運転していたら、電気代もバカにならないのでは?

ところが室内機内部のファンモーターを回転させて、空気を循環させるだけの送風運転であれば、電気代はわずか。冷房運転を開始して室温を下げ、安定運転に移行してからの電気代を仮に3.5円/hとすれば、送風運転は0.4円/hほどだそうです。思ったよりかからない!

そもそも「送風運転モード」は何のためにあるのか知らなかった私。寒くも暑くもない日に、扇風機代わりに回すくらいしか使ったことありませんでした。

実は冬場、冷えきった部屋に帰って来た時、まず送風運転をして部屋の冷気を動かしてから、暖房運転に切り替えるのもオススメなんだとか。冷気を一気に暖めるのは負担が大きく、大きなエネルギーを使うけど、送風で動かされた冷気は暖まりやすいそうです。仮に送風機能がないエアコンの場合は室内と同じ温度に調整して動かせば送風運転の代わりになるそうです。暖房の場合はまず最低温度に、冷房の場合は最高温度にして使い分ける、ということですね。

まさにスポーツと同じ! ウォーミングアップ、クールダウンが大切という話。これからは玄関でリモコンの送風ボタンをポチっとな。うん。これならできそう!

[教えてくれた人] テックマークジャパン(株)本多宏行さん
延長保証プログラムの設計と運営を行うテックマークジャパン。http://www.techmark.co.jp/
一般的に1年間とされるメーカー保証期間の終了後、延長して自然故障や不具合の修理を無償で受けられるのが、家電量販店などで利用できる「延長保証」。保証期間内ならば限度額に達するまで、無償修理を複数回でも受けられるのが最大のメリットです。
本多さんは幅広い家電製品の専門知識が必要となる「総合家電エンジニア」資格を取得した家電のスペシャリスト。現在、延長保証を利用した修理の精査業務で活躍中。
タナカ ユミ
ライター。小学生&高校生をもつワーキングマザー。保育園ママ生活はかなり前になりますが、園が近所なため、まだ親子で遊びに行ってます。夕飯の買い物が面倒くさくて宅配サービスの利用を始めましたが、大きな発泡箱を取り入れるのも面倒…(小声)。