おでかけレポート 「通り」からはじまる「ストリートリビング」。武蔵小杉のイベントをレポート!
住みたい街として人気の「武蔵小杉」の今をチェック!
キッズの笑顔がいっぱいのイベントレポート
JR品川駅から電車で約10分という好アクセスで、近年、住みたい街として人気のベッドタウン「武蔵小杉」。この駅周辺の「通り」で、秋の2日間、タウンイベントが開催されました。
「通り」がイベント会場に!
欧米でトレンドの「ストリートリビング」とは?
今回実施されたイベントは「Kosugi 3rd Avenue LIVINIG(コスギサードアベニューリビング)」。会場は、どこかのスペースや施設ではなく、武蔵小杉駅南口より歩いてすぐのところにある「小杉3丁目通り(神奈川県川崎市中原区小杉町3丁目426)」。実はこの「通り」で実施するイベントは「ストリートリビング」という欧米でトレンドになっているまちづくりのカタチなのだそう。
今回のイベントを主催した小杉町3丁目東地区市街地再開発組合の担当者さんは、ストリートリビングについて次のように話します。
「ストリートリビングはニューヨークのブルックリンやオレゴン州のポートランド、ヨーロッパでも盛んに行われている地域イベント。使われなくなった公共施設や駐車場、道路などを住民主体で自分たちの場所として取り戻そうというところからはじまったとされています。現地では、暗くて治安がよくなさそうな路地などにDIYで作った本棚やテーブル、イスなどを置いたり、床にペインティングしたり、植物を置いたりしてまるでリビングのような空間にしています。
イベントを行うことで地域活性化や治安の向上したり、さらに地域で野菜を作っている人や商店を営んでいる人たちが出店することで、地産地消の活動ともなっているようです」
そんなストリートリビングを体験しに、武蔵小杉に行ってみました!
武蔵小杉の地元を肌で感じられるマーケット
「みんなのマーケット」のコーナーでは、神奈川の農家の新鮮野菜やパン、焼き芋などのフードや、衣服、子ども服、クラフト小物や雑貨の販売がされました。地元のクラフトビールも人気!
会場には、遊べるキッズスペースもあり、子連れファミリーに配慮された楽しい空間が広がっていました。
キッズ向けワークショップ
野菜を売る職業体験ができる「コスギキッズマルシェ」、お絵かきを絵描きさんに教えてもらえる「青空お絵かき教室」、ハロウィンに向けたカボチャ飾り作りなどのキッズ向けワークショップも開催されました。
ファミリーにも人気! 会場のリアルな声
週末開催だったので、パパを含めた子連れファミリーがいっぱい。ベビーカーで来ているママもたくさんいましたよ。
積み木や絵本、絵を描くワークショップなど、子どもと一緒に大人も楽しんでいるようでした。ハロウィンも近かったこともあり、仮装している子どももたくさんいて、とても明るい雰囲気。
イベントに参加していた子連れファミリーの方々に、感想をうかがいました。
「地元の知らなかったパン屋さんを知れてよかった」
「美味しそうな野菜が買えたので嬉しい」
「月1くらいでやって欲しい。ただもっと出店が多いといい」
「子どもたちの遊べるスペースやイベントがもっとあったらいい」
これからますます発展していきそうな武蔵小杉。今回のイベントは終了しましたが、武蔵小杉で展開するイベントは定期的にあるもよう。今後も楽しみです。
Kosugi 3rd Avenue 公式サイト
http://k3a.jp/