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消極的だと心配するより小さな自信を与えましょう【ジョビィキッズ「わが子のやる気の育て方」・4】

2019.01.05

芦田愛菜ちゃん、鈴木梨央ちゃん、寺田心くん所属
No.1子役タレント事務所 ジョビィキッズの子育てメソッドを公開!

芦田愛菜ちゃん、鈴木梨央ちゃん、寺田心くんをはじめとする子役タレントをドラマ・映画・CMなどに続々と送り出している子役タレント事務所・ジョビィキッズ。

子どもたちの“やる気”、“自信”、“素直な心”、“折れない心”、“個性”を育てるためのジョビィキッズの子育てメソッドを集めた書籍『わが子のやる気の育て方』が話題です。

Hanakoママウェブでは、この書籍の一部をウェブで公開することになりました。子育ての悩みを解決するヒントが見つかるかもしれません。


(書籍『わが子のやる気の育て方』 第二章より)

消極的だと心配するより小さな自信を与えましょう。

ジョビイキッズ4

親御さんの目には、わが子の消極的なところが特に気になる部分として映るようです。でも、私たちは「この子は消極的だから」という言葉を一度も使ったことがありません。芸能の世界を目指す子供たちなら当然だと思うかもしれませんが、そうではなく、私たちは積極的・消極的という分け方をしないのです。
 
消極的に見えるのは慎重さ、思慮深さの表れ。周りを見る目もあるので、チームワークが求められるドラマに向いていると考えます。積極的な子は爆発力があるので、CMのような単発の仕事に向いている、そんなふうに分析しますが、どちらにももちろんマイナス面はあり、周りが見えすぎて動けない場合もありますし、積極的すぎて自分を抑えられなくなる場合もあります。
 
消極的だからダメというのでは、その子のいいところも消してしまいます。慎重だからって何が悪いのでしょう。ジョビィキッズで育った子と接していると、「もうちょっと考えてからじゃないと言えないので、もう少し時間をもらえますか」と言われる場面に出くわしますが、それで全然いいと思います。
 
それに、なんでも積極的な子なんているんでしょうか。誰しも得意不得意があります。授業で手を上げられない場合だってあると思います。オールマイティを目指すのではなく、一つでもその子に輝けるものがあれば、そこに十分な光を当ててほしい。その子が一生懸命やっているなら、その姿勢をほめてあげてほしい。そうすれば、それが小さな自信となって、子供は変わっていきます。10代になった子供たちを見ていると、「自分はこれを頑張ってきた」「一生懸命やったことを親が認めてくれた」という実感は、彼らの大きな自信になっています。
 
とはいえ、誰しも緊張して足がすくむような場面があります。オーディション前の子供たちに聞くと、みんながみんな緊張していると言います。私たちが、その子たちに言うことは一つ。「緊張はとれないよ。でも、大きな声を出せば、緊張しているようには見えないから。緊張しないように、なんて考えなくていいんだから」と。
 
結局、子供にプラスになるのは、そういう現実的なアドバイスだけ。小さい声になりがちな子なら、「もっと大きい声を出したほうが、相手に思いが伝わるよ」と言えば、自分がどう動けばいいかがわかる。失敗を恐れているようだったら、「失敗してもいいんだよ」とトライする素晴らしさを教えてあげる。怖がっていたら、最初は一緒にやってみてもいいかもしれません。その小さな一歩に自信が持てるよう、日頃からわが子の奮闘を見つめて、特別なとき以外も声に出して認めてあげてください。


わが子表1)オビ有

『わが子のやる気の育て方』
ジョビィキッズ 著
マガジンハウス
定価:1,296円 (税込)
https://magazineworld.jp/books/paper/2952/

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