
編集部の取材エピソード バランスよく食べるのがとっても楽しくなる、秘密の方法とは!?
わかっちゃいるけどやめられない、ダメダメ食生活!

今日もランチを板チョコの一気食いですませてしまった私…。こんなことじゃあどうなる!? 栄養バランス‼
そんな私に似てしまったのか、わが子もお菓子が大好き。ついおやつを食べ過ぎて、夕食時には「もうお腹いっぱい」。結局、好きなおかずだけ食べて、ごはんはおしまい。こんなことじゃあどうなる!? 栄養バランス‼!
栄養の大切さをどう説明したら、子どもに響く?
バランスよく食べないと大きくなれないよ、とは言うものの、そんな言葉じゃ子どもには響かない。どうしたものかと思っていたら、こんな本を見つけました!
その名も、『栄養素キャラクター図鑑』(監修:田中明・蒲池桂子/日本図書センター)。

この本の何がすごいって、栄養素を表した癒し系のキャラクターたち。たとえば、見てください、脂質ちゃん。いかにも脂質って感じのプルンとしたシルエットがカワイイ!

「なぜ?」がわかるから、やる気になれる
楽しいキャラクターたちにつられてフムフムと読み進むと、それぞれの栄養素の働きや、どんな食べ物にたくさん含まれているかがわかるのです。
とくにいいな、と思ったのは、その栄養素が不足したらどうしていけないのか、逆に、とりすぎたらなぜダメなのか、ちゃんと理由が書かれていること。
太りたくないからといって、脂質を全くとらなかったら肌はがさがさになるし、血管がもろくなって出血しやすくなってしまう、ダイエットにいいからといって、食物繊維をとりすぎると、必要な栄養素も吸収されにくくなってしまう、というように。
結局、なんでもバランスよく、適量に、ということですね。そういうと、あたりまえじゃんってことになるのだけど、「なぜそうなのか」がわかるから、ちゃんとやってみよう、という気持ちになります。
食べることがめっちゃ楽しくなるかも!
この本を監修した、女子栄養大学栄養クリニック教授の蒲池桂子先生は、「食べることがめちゃくちゃ楽しくなる」ためにこの本を作ったのだとか。
「糖質ちゃんとビタミンB1ちゃんは仲良しなんだって」
「ストレスにはパントテン酸ちゃんが効くんだよ!」
本をきっかけに、こんなふうに子どもと話しながらご飯を食べたら、本当に食事の時間がめっちゃ楽しくなりそうです。
ランチ替わりのチョコの一気食いも、いいかげんやめないとね……!
※本記事はこちらで読めます!