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折れない心を育てるために。心の「しなる子」になるために必要なこと【ジョビィキッズ「わが子のやる気の育て方」・10】

2019.01.26

芦田愛菜ちゃん、鈴木梨央ちゃん、寺田心くん所属
No.1子役タレント事務所 ジョビィキッズの子育てメソッドを公開!

芦田愛菜ちゃん、鈴木梨央ちゃん、寺田心くんをはじめとする子役タレントをドラマ・映画・CMなどに続々と送り出している子役タレント事務所・ジョビィキッズ。

子どもたちの“やる気”、“自信”、“素直な心”、“折れない心”、“個性”を育てるためのジョビィキッズの子育てメソッドを集めた書籍『わが子のやる気の育て方』が話題です。

Hanakoママウェブでは、この書籍の一部をウェブで公開することになりました。子育ての悩みを解決するヒントが見つかるかもしれません。


(書籍『わが子のやる気の育て方』 第四章より)

失敗は怖くありません。むしろ、失敗に執着することが怖いのです。

beautiful girl is engaged in yoga

可愛いわが子が失敗して落ち込む姿を、親は見たくないものです。できることなら失敗せずに、世の中を渡っていってほしい。そう願って、なるべく平らな道を歩かせたいと思うのは、ある意味、親心かもしれません。
 
けれど、幼児期が過ぎればやがて社会生活が始まり、子供は学校や塾での競争や人間関係の中に身を置くことになります。そしていずれ社会に出たら、生きていくなかでさまざまな失敗を繰り返し、何度も挫折感を味わうことでしょう。

子供たちのやることには、うまくいくこともありますが、そうでないことが大半です。でも、それでいいのです。失敗することは決して悪いことじゃない。何かに挑戦したからこそ失敗があるわけで、失敗を恐れて何もしなければ進歩もありません。失敗はあくまで通過点。成功に、そして成し遂げたいことにつながる一歩なのです。
 
受験やオーディションなど明確に合否のわかれるものは、不合格と知ると、そこに留(とど)まっていつまでも悔しがっている人がいますが、長い目で見れば不合格だって意味のあること。長い人生においては通過点でしかないのです。むしろ、親が「ダメだったから失敗」という固定観念を子供の脳に刷り込んでしまうことのほうが、はるかに危険な気がします。

「失敗はしてはいけないもの」「失敗は怖いもの」というイメージを抱いた子供は、失敗したくないから、自分が苦手なことやできないことはやらないようになります。失敗を恐れる気持ちが子供を不自由にしますし、さまざまな可能性を狭めていってしまいます。
 
親御さんに目を向けていただきたいのは、一度目の挑戦ですんなりいかなかったことで生まれる努力の精神や創意工夫のほう。失敗なんて本当にどうでもいいんです。そこで立ち止まらず、次に何をすべきか自分で考え、行動を起こすことが子供たちにとって何よりも大事なスキル。それさえ持っていれば、子供はどんどん前に進んでいきます。
 
目標に向かって頑張っているジョビィキッズの子供たちも、オーディションで不合格をもらうのは日常茶飯事です。不合格と知って、泣きながら電話をかけてきた子に、私たちは「精いっぱいやった?」と聞きます。子供が「うん」と答えたら、「じゃあ、もっと頑張った子がいるんだね。次、行こう! 泣いている時間なんてないよ」「もっとできるんだよ、きっと」と叱咤激励します。
 
そこで終わる子ではないと信じているし、もっとできる、もっと伸びると思って、努力を促します。何が足りなかったのかを知るために、“なぜ落ちたと思うか”を聞いて、そこを改善するためのアドバイスを与えます。
 
当然、厳しいことも伝えますが、努力すればもう一段階上にいけることを、ここでしっかり学んでほしいと思っています。
 
近頃の子供たちは失敗を恐れるあまり、挑戦をしたがりません。でも、私たちは「たくさん失敗していいんだよ」「うまくやろうとしなくていいんだよ」「一番いけないことは、やらないことだよ」と言って、チャレンジすることを第一にしています。
 
わが子の将来を考えるなら、「なんで失敗したの」「うまくやりなさい」などと言わず、「失敗しても思い切りやりなさい」「失敗してもいいから、全力でやりなさい」と声をかけてあげてください。
 
失敗を糧にして“しなる子”は大きく成長し、親や身近な大人が発する心からの言葉は、子供の背中を大きく押します。


わが子表1)オビ有

『わが子のやる気の育て方』
ジョビィキッズ 著
マガジンハウス
定価:1,296円 (税込)
https://magazineworld.jp/books/paper/2952/

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