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小学生は1日6食!? 入学してびっくりしたこと【シンガポール・タイガーママに囲まれて・4】
2019.01.21

小学生は1日6食!? 入学してびっくりしたこと【シンガポール・タイガーママに囲まれて・4】

1日6食!? 食べるペースも多様性対応

いよいよエマの小学校生活が始まりました。シンガポールは新年の祝日は元旦だけで、2日から容赦なく新学年がスタートです。

エマ本人も新しい環境におっかなびっくりですが、親の方も「国が違うとこんなに違うんだ!」と驚きの連続。「シンガポールの学校びっくり」でシリーズ化できそうな勢いです。第一弾で今回は時間割、特にごはん時間のびっくりについて書いてみたいと思います。

学校や学童のスケジュールには食べる時間がやたらと多く、まじめに付き合っていると1日6食も食べることになってしまうのです。

シンガポールの小学校は朝が早い。7時半の朝礼に間に合うため、エマの起床時間は朝6時。外は真っ暗でも、食べることが人生で一番好きというエマは、眠い目をこすりながらしっかり朝食を平らげます。シリアルやパン、フルーツなど。これが1食目。

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空が明るくなり始めたころ、小学生女子に大人気ショップ「Smiggle」のランチバッグを下げてさっそうと登校です。

学校では2時間目の後、朝9時40分から30分間の休み時間が食事の時間に当てられています。さっそく、何ご飯に当たるのかわかりません。多くの子供が向かう先は学食。屋台のようなお店が8店並び、ミーゴレン(マレー風焼きそば)、ミックスライス(おかずぶっかけごはん)といったアジアン屋台メシを売っています。シンガポールの人の屋台好きは小学校から育まれていたのです!

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閉店後ですが、学食はこんな感じです。
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学食は残念ながら健康的とは言いがたい品ぞろえ。販売機にならぶドリンクも甘~い誘惑のひとつ。

しかし小1の子供が自分で店を選んで並び、注文してお金を払うのは至難の技。エマもサンドイッチなど簡単なお弁当を持参することにしました。ともあれ、これが2食目。

次は4時間目の後。正午を過ぎ、どう考えてもランチタイムですが、昼休みはなし。代わりに5分間の軽食タイムがあり、ビスケットやシリアルバーなどを持参します。3食目。

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ある日の第2食(サンドイッチと果物)と第3食(リッツとチーズ)。これでは足りず「チキンパテ」を学食で買い食いしていることが最近発覚・・・。

1年生の下校は午後1時半ころ。帰宅すればおうちでお昼ですが、エマは学童保育センターでランチを食べます。鶏粥、汁ビーフンなどで、これが4食目。

学童の途中のおやつタイムはシリアルやロールケーキが出ます。空腹の子はランチの残りをもらえる、ということで、おやつですが5食目。

夕食はようやくおうちで・・・のはずですが、ママの帰宅が遅いとパパが、(今度は本物の)屋台に連れて行き、ミックスライスをいただきます。これで6食。

日本には給食があるので、小学校に入れば決まった時間に栄養価の高い昼食をクラスみんなで食すのが基本だと思います。そんな先入観から私も最初は「なんでこんなに食べてばかり!?」と思いました。でも1日3食にとらわれないシンガポールのシステムは、食の細い子供にちょこちょこと食べる機会を与えてくれているのでしょう。子供一人一人の体格やペース、食習慣の違いを尊重したフレキシブルさを反映しているのかもしれません。

そう考えると、エマは食事をしっかり食べるのでスナックは飛ばしていいはずです。でも「趣味:食べること」の彼女が食べるチャンスを逃すわけがありません。6回全参加です。小学校に入って過食習慣がつき、要ダイエットなんてことにならないよう、今日もスナックのお弁当箱にニンジンとりんごを詰めるママでした。

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谷 繭子(たに・まゆこ)

1995年、航空会社での仕事を辞め、シンガポールに移住。
翌年日本の新聞社の現地支局に就職する。
残業の多い仕事を続けながら、6歳の一人娘をマレーシア出身でエンジニアのイクメンパパ、小学校や学童の先生方、インドネシア人強力ヘルパーさんとみんなで育てている。